WEBCMで初主演!充実した撮影でした!!

某企業の、WEBCMの撮影に行ってきました!

今回は「○○編」と、いくつかある作品の一つに、
WEBCMでは初の、主演として参加してきました!

現場は、都内の小さなハウススタジオ。

セットチェンジになると、
15人近くのスタッフ達が、一斉に部屋の中を動き回る。

そんな慌ただしい中での撮影でした。

しかし、みんな良い緊張感を持ちながら撮影を楽しんでおり、
とても居心地のいい現場でした!

監督との相性もいいのか、ピタッ!ピタッ!ピタッ!!と芝居も決まり、
周りもビックリするほど、順調に撮影は進んでいきました。

家を散らかす友人に、

「ココ俺んちだから~!」

と笑いながらツッコミを入れるカットの後、

急に肩をバンッ!と叩かれました!

ビクッとして振り返ると、

「僕たちのイメージ通り!バッチリだったよ!!」

とクライアントが、満面の笑みで声をかけて下さっていたのでした。

撮影後、監督に挨拶をした時も、

「良いお芝居をありがとうございました!またよろしくお願いしますね~。」

と声をかけて頂けました。

有難い事に、撮影後によく、監督やクライアントから、暖かい声をかけて頂くのですが、
これもひとえに、APHで培ってきた、技術とメンタルのお陰だと思っています!!

そして、声をかけて頂く度に、

「諦めずに、ここまで頑張ってきて本当によかった!」

と、しみじみ思います。

しかし今の自分は「やっと始まった」ばかり!

彼らの言葉に心から感謝した上で、

更に上を目指し、淡々と淡々と、
自分の実力を深めていきたいと思います!!

某コーヒーメーカー TVCMのお仕事!

今回は「某コーヒーメーカー TVCM」の撮影に
行ってきました!!

都内のハウススタジオに、
10名近いスタッフ+キャスト5名で、
撮影は行われました。

今回の役は父親役で、
小学生の娘から渡されたコーヒーを、
「ありがとう」と言って受け取るカットのみでした。

出演シーンは短かかったものの、
非常に収穫の多い現場となりました。

持ち込み衣装だったので、その段階からの的確な準備、
子役と話しながら、相手が芝居をやりやすい雰囲気作り、
監督のディレクションに、パパパッと過不足なく応える芝居、
を置いてきました。

撮影後、ディレクターと監督に挨拶したところ、

「今回は短い役でごめんねー!」

「次はセリフの多い役で呼ぶからね!
 なんなら当日原稿でお願いしちゃおうかな~(笑)」

等と冗談を言いながら、笑顔で応じてくれました。

また、ディレクターが自分のセリフを気に入ってくれたようで、

「ナレーションとか、声の方とかもやられているんですか?」

と話しかけてくれ、少しですがお話しする事が出来ました!

「またよろしくお願いしますね!」

言ってくれて、とても嬉しかったです!!

「小さい役でも、その立ち位置で、
 相手が喜ぶものを渡すことができれば、必ず次に繋がる!」

改めて、そう感じることのできた現場でした。

3月に入っても、一つ一つのお仕事を大切にしていきながら、
今後もコツコツと、積み上げていきたいと思います!

某人気刑事ドラマの撮影に行ってきました!!

今回は、某人気刑事ドラマの撮影に行ってきました!!

トップクラスの現場という事もあり、
撮影前日から、ドキドキが止まりませんでした…!

今回はちょい役ですが、メジャーのドラマともなると、
セリフ有りの役に食い込むのは至難の業。

なのでまずは「今の立ち位置からでもいいから、
定期的に呼んでもらえるようになろう!」ということで、
代表からアドバイスを頂き、明確なテーマを持って、撮影に臨みました!

今回は、犯人の夢の中に出てくる、闇の警官役で、外ロケだったので、
現場にメインキャストの方々は、いらっしゃいませんでした。

そういうシーンの場合、助監督が撮影を仕切ったりするのですが、
今回はトップの監督Hさんがいらっしゃいました!

「これが●●シリーズを作っている監督、スタッフさん達か…!!」

と思うと、さらに緊張感は高まりました!

監督はどんな雰囲気の方か、スタッフ達の動きの早さ、現場の空気感…。

初めての撮影現場では、笑顔でリラックスしてる様に見せながら、
とにかく神経を研ぎ澄まし、徹底して観察を行います。

今回はテンポの早い現場だったので、
とにかく現場のリズムを乱さないよう、スッスッスッと動きました。

また、作品の邪魔にならないよう、
しかし、内からのエネルギーはしっかりと置いてくる、
という事を意識して、お芝居もしました。

最初のカットは凄く緊張しましたが、
徐々に現場の空気に慣れてきて、ほどよい緊張感で動けました。

最後に、4人がかりで犯人を捕まえるカットがあったのですが、
監督とやり取りをしながらシーンを作っていく感じが、とても楽しかったです!

凄く緊張したけど、やっぱりドラマの現場って良いなぁ…!!
と、しみじみ思いました。

いつか、憧れのMさんとお芝居で絡めるよう、
これからも、しっかり精進していきたいと思います!!

ゲームのCMのお仕事にいってきました!

本日は、ゲームのCMの撮影です。

自分は、ゲームをする男性の役で
ゲーム機でひたすらゲームをしました。

撮影当日、現場に入り、
着替え・ヘアメイクを済ませてから、
本番です。

まず、監督から指示がありました。

ゲームをやっている時、
ゲームを楽しむ感じや
ゲームに負けてくやしい気持ちなど
様々な感情を表現してほしい、
とのことでした。

最近、ゲームは全くやっておらず、
まず、ゲーム機をうまく操作できるのか
という不安がありました。

事前にゲーム機にふれる時間がほとんどない
状態で撮影に入ったのですが、
ゲームの操作は、すぐに慣れることができました。

撮影は、
「部屋で男性がくつろぎながらゲームをしている」
という設定で行われました。

ソファの上に寝転がり、
ひたすらゲームをしました。

はじめのテイクでは、
やりすぎでしまい、
表情に感情が強く出てしまいました。

そこで、監督から、
表情にあまり出さず、 自然にやってほしい、
という指示がありました。

そして、その後のテイクで、
自然にやるようにし、OKをいただき、
自分の担当分の撮影は終了となりました。

今日の現場では、
自然さを求められていました。

現場によっては、
コミカルさを求められる場合もあり、
その時は思いっきりやるのですが、
今回は違いました。

自然にゲームをやりつつ、
でも、感情もしっかりと表現しないといけない。

慣れない部分もありましたが、
最終的にOKをいただきました。

どんな現場でも
しっかりと結果を出せるようになりたいと思いました。

引き続き、どんどん現場に出て
仕事を積み重ね
ヒットを狙っていきたいです!

現場で感じた「ブレないこと」の大切さ

今回は、ある飲食チェーンの企業VP(社内で使う映像作品)の撮影に行ってきました!

挑戦的な事をすることが好きなクライアントらしく、
「退屈になりがちな研修ビデオを、思い切りコミカルに作りたい」
と、監督が撮影前に説明してくれました。

良い例と悪い例を対比で撮っていくスタイルで、
良い例&ナビゲーターを女性のSさん、
悪い例を僕が担当しました。

早朝に都内のお店に集合し、衣装を着て、いざ撮影開始!!

まずは僕の方から、撮影が始まりました。

思いっきり遊べる内容だったので、悪ふざけになる事だけは避けつつ、
APHで学んだある技術を使ってみました!

すると、監督始め、その場にいる全員が、どっとウケました!!

「●●君!デキるね~!!」
と、監督も一気にテンションが上がりノリノリ!

「笑い過ぎて涙出てきた~。いい感じですねぇ!」
とクライアントも喜んでくれました!

…まさかこんなにウケるとは(笑)
正直自分でもビックリでした!

APHで積み上げてきた事が認められたようで、本当に嬉しかったです!

内心スベったらどうしようと思ってたので、
「良かった~。今日の撮影は楽しくできるぞ!」」
と、胸を撫で下ろしました。

しかし、安心したのも束の間。
この後、とんでもない事が待ち受けていたのです…!

今度は良い例&ナビゲーター役のSさんの番になり、
冒頭シーンの撮影が始まりました。

カメラが回り、彼女が喋り始めると、
三言程でセリフが飛び、NGがかかりました。


これは・・・マ・ズ・イ・・・。

即座にそう感じました。

緊張の為セリフが飛び、動揺した彼女はその後、
10回以上もNGを連発しました。

彼女の顔はみるみる青ざめていき、
さっきまでハイテンションだった監督の表情も、みるみる曇り始めました。

どうにもならないと感じた監督はついに、
「もうカット割っていくしかないね!」
と最終手段に出ました。

それに対しSさんはなんと、
「いや、もう一回だけやらせてください!お願いします!!」
と食い下がり、現場の空気は凍りつきました…。

「いやいや、カット割ればいいから。それでいきましょう。」
と監督はスタッフ達に言い、それから監督はSさんと一切目も合わせませんでした。

さっきまで天国だった現場は、あっという間に地獄と化しました…。

その後、カットを割ってもNGが続いた為、
結局、映像は他のものを流し、声だけを収録する形になりました。

撮影中に気持ちがブレた人の一部始終を目の当たりにし、
現場の恐ろしさを間近で味わいました。

幸い僕は、APHで鍛えた「軸」のお陰で、
彼女の影響を受けることなく、淡々と仕事をする事ができました。

その後の撮影は、はっきりと明暗が別れました。

僕のシーンは、アイデアを出し合いながら、みんなでワイワイ撮影していくのに対し、
彼女のシーンは、どこか事務的に進んでいきました。

撮影後、監督に挨拶をすると、
「今回はありがとうございました!またお願いしたいと思います!」
と嬉しい言葉を頂きました。

彼女は、魂が抜けたような顔で、
「ありがとうございました…。」
と言い、そっと帰っていきました。


現場では「気持ちのブレ」が本当に命取りとなります。

なので、現場で何が起きても、淡々とやり抜けるよう、
APHでしっかりと「ブレない軸」を創っていきたいと、改めて思いました!!

笑顔の裏側にある、父親の葛藤

今回は、大手ハウスメーカーの、WEBムービーの撮影に行ってきました!

僕の役は、2歳の娘を持つ父親役です。

3家族の日常と各世代を通して、メーカーの最新技術を紹介していく、
という内容でした。

早朝からロケバスに乗り、とある住宅展示場へと向かいました。

渋谷から2時間程で到着すると、敷地内にはお洒落な一戸建ての数々が…。

控え室に入ると、家族として過ごすキャストの皆さんとご対面です。

自分の家族は、祖父、祖母、父(自分)、母、娘の3世帯でした。

みんな良い方で、すぐ仲良くなったのですが、
撮影前から試練が訪れました!


そう、子役ちゃんです!!(笑)

泣き出した時に備え、子役はダブルキャスト(1つの役に2人つく事)でした。

最初は2人とも静かだったのですが、
時間が経つにつれ、警戒が薄れてきました…!

待ち時間の間、祖父と2人で「エンドレス高い高い」をするハメになり、
笑顔で対応してましたが、撮影前から身体はぐったりでした(笑)

子役、恐るべし!

てかお母さん!止めてくれー!!(泣)

撮影に入ると、今度は奥さん役の方が
「自分が目立つ事」を優先するタイプ(笑)で、かなり大変でした。

勿論、みんな口には出しませんが、ドン引いていました…。


現場には色んな方がいます。

しかし、どんな相手でも
「カチンコが鳴ったら、シーンを成立させる」のが役者の仕事です。

完全に夫とコミュニケーションを切り、赤ちゃんとだけ絡む奥さん(笑)

内心「もっと絡む芝居してくれ~!」と泣きたい気持ちになりながら、
「奥さんと子供がはしゃいでいるのを暖かく見守る旦那」という形にして、
どうにか良い家族に見えるよう、笑顔と雰囲気で、
必死で空間を埋める芝居をしました。


お芝居って、人間修行そのものだな…。

つくづく、そう思いました。

芝居は「その人がどう考え、生きているのかが、滲み出る」と僕は考えています。

芝居と普段の人柄を観察してると、結構そうだったりするので、
つくづくお芝居って怖いなぁと思います。

でも逆に言えば、正しい知識と行動で、しっかり生き様を磨いていけば、
きっと素敵な表現ができるようになる!

と僕は思うので、
まずは毎日真剣に生きることから、始めてみたいと思います!!(笑)


まだ現場に出始めたばかりなので、
一つ一つのお仕事に全力で取り組んでいきながら、
次のレベルを目指していきたいと思います!!

企業VPのお仕事。学んだ事を生かす事ができました!!

思いがけず企業VPナレーションのお仕事をいただき、その2回目でした。

まだまだ小さいお仕事ではありますが、
機会をいただけることが有難いです。

スタジオで録るのも、長い原稿を読むのも初めて、
しかも1回通してちょっと余るくらいの時間しかなく、
初回は不慣れと焦りで呼吸は上がり、ガチガチに固まってしまって、
どうしようもない状態になりました。

なので、今回はとにかく呼吸を大きく使いたいと思っていました。

録りの前の土曜日、
ボイスクラスである動きを見直しました。

その動きが本当にできているときと、
形だけのときの違いを改めて教えていただきました。

できるときの感覚が、
なんとなくうまくはまったような感じがしました。

「何があっても、ここだけに集中すればいい」と思えました。

そして本番。

特に止めることなくひたすら淡々と録り、
つまずくと付近から取り直しの流れは前回と同様です。

映像に意識を向けつつも、
ひたすら土曜日に得た感覚に集中しやっていくと、
大きく動いている感じが得られました。

喋りがとても楽で、勝手に音が生まれてくるような
そんな感じになりました。

とても楽しかったです。

今まで踏ん張って音を出そうとしていて、
こんなに次から次へと、楽に音が生まれてくるなんてなかったので…

生まれた音をコントロールするため、
個人レッスンで教えていただいたことも楽に意識できました。

一つのことに意識を集中しているだけなのに、
他のことも一緒に楽に意識できるようになり、
結果としていろんなところが楽にできていったような感じでした。

APHで学んでいるボディーボイス、まさに身体なんだと実感しました。

まだまだ直さないといけないポイントはありますが、
一つの基盤として、「こうやって喋ればいい」が見えたお仕事になりました。

ここから得たことを、さらに次に生かせるようにして、
さらに上のお仕事ができるようにやっていきたいです。

ピタっと決める

地上波のバラエティ番組の再現ドラマのお仕事に行ってきました!

この番組の再現の仕事は3度目。

実はその回によって制作会社が異なる場合もあるので、
毎回同じ様に呼んで頂いているというわけでもないのですが・・・
今回は、ちょうど1年前にお仕事をした時と同じディレクターに
再び呼んで頂きました。

とは言え、前回はちょっとした役で1シーンのみ、
しかもオンエアではそのシーンはカットされてしまっていて・・・なので、
当時は「もしかして私の芝居がダメだったのでは・・・」
と負の思考がよぎるのを何度も振り払っていた事を思い出しました。

今回、私の事を覚えていて呼んで下さったのか・・・
それともたまたまなのか・・・

『そういえば、こいつ前に芝居出来なかった奴じゃん』と思われたらどうしよう
(と、ちょっと負の思考が出て来そうになるところを)

・・・いやいや、今回だって私を選んだのはディレクターだ。
自信を持って、堂々と、しっかりやってこよう!!と決めて臨みました。


スタジオでディレクターにお会いして
「ちょうど一年前の今日、この番組の撮影でお世話になりました。
保健室のシーンで先生役をやりました。」とお話すると、

「ああ!覚えていますよ!でもあのシーンはカットになってしまったんですよね。
僕は入れたんですけどね、上の者にカットされてしまって。
芸人の○○さんがやりまくってましたからねぇ・・・(笑)。
今回は主人公のお母さん役ですからカットにはならないですよ!」と。

(後でわかったのですが、このディレクターは“コント”的に創るのが
お好きなようなのですが、上の方の好みではないそうです。)

よかった!私の芝居のせいでカットになったのではなかった!


そして撮影開始です。

このシリーズは基本的にやっぱり“コント”なんです(笑)。
主人公の姉妹は若手の芸人さん達。

二人の食べっぷりやリアクションや顔芸がとにかく面白くて、
ディレクターもそこを見せたがっているという事はすぐにわかったので、
私はその間をピタっ、ピタっ、と納めることを意識してやってきました。

勿論、そこには今APHで学んで稽古しているある技術を入れつつやるのですが、
ただ何となくやるのと、さりげなく「技術」でやるのとでは、
やはり“確信”の度合いが全然違いました。

今回も、私のシーンは基本的に1テイクOKで決めてきました。

脇はピタッと決める!
これをきちんと出来ることは現場では本当に重要な事だと思います。


あるシーンで別の若い女優さんが、笑いをとる芝居を求められ、
ディレクターに何度も見本を示されるも全くそのテンポやニュアンスが出せず
大変苦労していました。

彼女のキャラクターからしたら無茶ぶりであるのも確かでしたが、
ディレクターの描きたい画もよくわかりました。
そこが上手く行かないと本当に辛いですね・・・。

何度もやり直しをしましたが、結局、ほどほどのところで
「うーん、OKでいいでしょう」
と妥協している様子でした。

別日の撮影でも似たような事がありました。

回転寿司屋さんでのシーンで、
流れてくるお寿司のタイミングと
芝居のタイミングを合わせないといけないのです。
そこでエキストラで来ていた若い男性が、
一言のセリフでどうしてもテンポを崩してしまう・・・。

何度もやり直し。

でもお寿司は消えものです。
芝居で食べたら無くなります。
そしてお寿司の数には限りがあります。
(製作費がかかっていますからね!)
そうそう何テイクも出来ないのです。

やはりまた「うーん、OKでいいでしょう(諦めの様子)」
となってしまいました。


これが現場の現実。

毎回毎回ピタっと決める。
これが次の仕事に繋がるのです。

一つ一つの現場を大切にしていきたいと思いました。

教える難しさを痛感しました!

誰かに何かを教える難しさを痛感しました。

今日のボイスオーバー、共演者の若い子に尺の合わせ方などの
「あて方のコツ」を教えました。

ディレクターから頼まれて教えたのですがこれで二度目です。
前回、死ぬほど苦労して二度とやりたくないと思ったのですが、
お世話になってるディレクターから頼まれると断れません。

収録日の前にカラオケで練習したのですが、
本当に教えるのは難しいのです。

内容は芝居ではありません。

ただの「尺合わせ」や
「海外ドラマとボイスオーバーのあて方の違い」です。

この辺り、とくに舞台系の人が困るようで苦手意識があるそうです。

以前教えた時は、自分にとってもとても勉強になりました。

普段無意識にやっている事を言葉で説明していくうちに
「自分はこんな事をしていたのか」
と自分が驚くことがたくさんありました。

今回もそうでした。

あて方だけでなく、少しだけ表現方法に触れました。
マイク前の芝居の距離感といったところです。
舞台系の人は初めはこれがよくわからなくなる人がいるのです。
慣れたら、 地力があるので、とても面白い芝居をこれでもかとやってきますが。

この距離感を説明する時に、
自分が台詞をどう処理するのかを説明する事になりました。
そうすると自分の好み、クセが割とハッキリある事に気付きました。

例えとして自分なりのやり方を説明すると、
相手は自分なりに解釈して実践します。

それが自分とは全く違うやり方で
ちゃんと必要な効果が出ていたりするのです。

人によって受け取り方、表現の仕方がこうも違うのかと驚きました。

APHのボイスクラスでは、この辺りの具体的な技術に入っています。

今までは自分の好み、センスでやってきた事を
もっとバリエーション豊かにするために「技術」がどれだけ重要か
ここでも痛感しました。

その後、収録当日。

いろいろ教えましたが、すぐには直りませんでした。
そりゃそうです。
二時間練習しただけですから。

それでもその人が、かなり練習してきた事は
自分にはよく分かりました。

見ている間、応援しつつも自分の事以上に気になってしまい
胃が痛い思いでした。

変化はしましたがぎこちなく、
中盤からは元に戻ってしまいました。
尺合わせはなんとかなりました。

収録後、ディレクターからは厳しめの評価を頂きました。
自分が言われてる方がずいぶんマシです。

教えることは本当に難しい。

正直、もうやりたくありませんがとても良い勉強になりました。

サクサクが現場の勲章

地上波バラエティ番組の再現ドラマのお仕事でした。

この番組の案件はいつもであれば「書類選考のみ」が殆どなのですが、
今回はオーディションがありました。

難病と闘う少年の母親の役で、
病状の厳しいシーンが多く「泣きの芝居」を求められました。
ここはしっかりと、丁寧で分かり易い芝居を置いてきました。

最終候補の一人に残して頂いていたのですが、
追加スケジュールが私のNGの日と重なってしまい
母親役には選ばれませんでした。

が、撮影日数の少ない、
脇の看護師の役をやらせて頂くことになりました。

撮影当日、私は6シーン程撮り、台詞もいくつかありました。
全体的にサクサクと、殆ど1テイクでOK。

あまりすんなりいってしまうと却って
「これで良いんだろうか・・・」と不安になったりもするのですが、
現場は時間との闘い。

サクサクは大事な事なんですよね。

後でAPHの代表から
「現場で褒められることはない。サクサクが現場の勲章。」
というお言葉を頂き、やるべきことはやれたんだなと、
自分を認めてあげることが出来ました。

実はこの撮影の少し前に
APHの演技クラスの中で私のある「クセ」を代表に指摘され、
どうすると良いかディレクションを頂いたのですが、
まさにそれを意識して集中してやって、
その結果のサクサクでもあったと思います。

ただ、今回は看護師の役という事で、
初めての医療ものの芝居に苦労しました。

注射器で点滴に薬を注入するという芝居があり、
医療コーディネーターの方がやり方を教えて下さるものの、
見ているだけで練習する時間は無し。

ものすごく不安なままの本番・・・。

正直上手くいったとは言えません。
自信のない、戸惑った、小さな動きになってしまいました。

引きの画で殆ど映ってはいないのですが、
それでも上手くいってないものはいってないんですよね・・・。

後で反省したのですが、
もっと開き直ってやれば良かったのです。

「本物」ではないのだから出来なくて当たり前。
それを「どうだ!!!」とやってしまえばよかったのです。

あ~悔しい!

また、「フレームの中にどう入っているか」とか、
「今私は入っているのか?いないのか?」ということを気にしすぎてもダメだ
という事も学びました。

とにかくいつも全力で芝居をする!!
これに勝るものはないですね。

まだまだ課題はありますが、
APHで取り組んでいる技術を現場に持ち込みながら、
どんどん磨いていきたいと思います。