1-役者のまなざし・その7
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人間は自分の器で謙虚に役作りを始めると、
「充分に自分の器からはみ出る人物」
に出会います。
実際に私は、人の首を切る斬首専門の武士の役
が来て、大変に困った事がありました。
それ以外でも、歴史上の偉い人物、何かに特化した人物、
などです。
これらの人間が困るのは
「自分にはその経験値がない事」
である場合が多いのです。
では、そんな自分の器を超える人物をどうするのか?
「創造する」
・・・・ここからが役者の仕事になるのです。
「創造する」
ここには様々な側面が存在します。
だから、その
「ストーリーの軸と求められる要素」
を特化してピックアップする事で
そのキャラの切り口は自在に変化し、
そこに様々な工夫を入れられるのです。
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自分の器を超える人物を・・・創造する!
様々な工夫を入れて、創造しましょう!!