118章 4 .役者のまなざし・その6

4-役者のまなざし・その6

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人間は、

「自分の器の範疇でしかその人間を理解できない」

というお話しをしました。

だからこそ、

「謙虚に観察する事」

から始めるのだとお話ししました。

これを、役者が一番苦しむ

「効果的なキャラクター創り」

に当てはめると、実に大変効果的なのです。

つまり、

「意識的に謙虚に具体的に観察する」

と、実に効果的なキャラクターが
生まれ易くなるという事です。

それらのエッセンスは、

①そのキャラの軸は何か?

②1日の大半を何を考えて生きている人か?

③外面的特徴は何か?それは何故?

④内面的特徴は何か?それは何故?

例えばそんな風に、その人物の

「傾向と対策をまとめた赤本を創る」

のです。

これは、履歴書を作るやり方よりも
ダイレクトにキャラの中心を掴める方法です。

そして最後のスパイスには必ず

「面白いキャラにはなったけど、
    自分の器で重大なポイントを見逃してないだろうか?」

と常にチェックするのです。

すると、自分の創り出したキャラすら、観察するようになるのです。

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謙虚に観察をする!
この方法で魅力的なキャラを創りたいですね!!