104章 4-政治家じゃない役者は、独断と偏見で育つ

4-政治家じゃない役者は、独断と偏見で育つ

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テレビで国会中継がヒートアップしていました。

私は元々新聞記者上がりなので、懐かしい感じもします。

法律を作り、法案を通す為に、与野党の議員達は、
揚げ足を取り合い、批判し合い、
もう国民の為だか何なんだか解らない程・・・(笑)

しかし、国を治める法律に向き合う彼らは、
その人格や良識が疑われる程、レベルの低いやり取りもありますが、
基本的には憲法や法律の名の元で「正しい事」を目指して議論しています。

大変だなぁ~。

間違えちゃいけない、
正しくなければいけない、
人を導かないといけない、

本当に大変です。

しかし、役者教育や演出を生業としている私はふと思うのです。

逆に役者の責任とは何なのか?

楽しくなくちゃいけない、
面白くなくちゃいけない、
普通から外れないと観て貰えない・・・

この責任取るのも実は!
スゴク大変なんですよ(笑)。

楽しんでやってますけどね。

独断の方が大事!
偏見が魅力的な方が大切で、
意地張って、我を剥き出しにして・・・

役者ってホントに因果な商売です(笑) 。

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楽しい方向を目指して☆
役者として魅力的な独断・偏見を持てるようになりたいですね!!