104章 3-考えを限定しない事は、潜在意識をノックするのだ!

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役のキャラで悩んだり、
芝居の方向性が掴めなくて苦しんだり、
役者って商売は常に、悩んでいます(笑)。

それで、悩むのが楽しいからです。

ホントは(笑)。

しかし、そうは言っても、
何時も同じような方向にばかり答えが偏ってしまったりすると、
役者は焦り出すものです。

「役者は、自分の傾向と対策が明確になると、面白くなくなってしまう」

という、厳然たる厳しい、
そして何とも残酷な宿命を背負っているからです(笑)

つまり役者は

「どこかミステリーに包まれて・・」

いないといけないみたいなんですね。

もっと言うと、役者として常に

「新しい自分自身を面白いと思っているのか?」

これが新鮮さという意味でも大切な問題になって来るのです。

実際、仕事として演技するようになると、
これは、本当に深刻な問題になるのです。

そんな時に有効な方法で、多くの役者達が実践している方法があります。

それが、

「何も決めず、固めず、ポッ、ポッと浮かぶ方向を、点でのぞいてみる」

一度自分をニュートラルにして、目の前の物を、
なんとなく順位をつけず見詰めたりしていると、
アイデアとかそんな物ではなく、もっと深いところから、本来表現されるべきものが
自然と浮かび上がって来たりするんですね。

これ、プロの役者連中が、本当に良くやっている手なんです。

教えちゃいました。(笑)
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自分の深いところから出てくる表現・・・
自分をニュートラルにして、自分の表現を見つけていきたいですね!!」