仕事が増えて実感。コンディション作りの大切さ!

年末、ようやく冬らしくなってきました。
寒いのは好きなので、冷たい空気を吸うとスカッとします。

しかし、
声を出すとなると話は別です。
朝、体が硬い。
内臓から寝ている感じがします。

もともと朝はのんびり起きたい人間なもので仕事の前は大変です。

なぜ皆仕事の後に飲みたがるのでしょうか?
共演者と仲良くなるためにというのはわかります。

なぜ朝まで飲もうとするのでしょうか?
次の日、朝10時から仕事あるんですよね?
昨日も飲んだんですよね?
2時間飲んだらもう帰りましょうよ。
明日の準備もしたいんだよ21~22時には解散したい、いやホントに。

朝10時からの収録のため、睡眠時間を削りつつ朝6時半に起きひたすら体を起こしにかかります。

当日のリハVを流しながら体を揺らす。
体の要所を撫でさすりまくります。
そしてブレス、型。
ここでようやくエンジンかかってきます。

以前、寝不足で体が起ききらないまま現場に行った事があります。
ひどい目にあいました。
腰からフワフワするわ、ポジション浅いわ、声でないわ。
合間で徐々に暖めて何とか凌ぎましたが無駄に消耗しました。

セッションで代表に、コンディション作りの大切さを何度も言われていますが
仕事が立て込んでくるとその重要性を実感します。
たまに一日とかなら大して気にしなくても何とでもなります。

しかし週3~5日、一日三本録りなどになってくると
今の自分ではふとした切っ掛けで一気に体調が崩れます。

一度、現場に入ってから熱が出た事がありました。
12月、16時からの仕事でした。
現場のロビーがタバコの排煙のため窓を全開にしてありました。
駅から歩いて少し汗ばんでいたため上着を脱いだら
急激に体が冷え収録中に体調が崩れ、発熱、頭痛が襲ってきました。

体調管理のセッションを受けられて本当に良かった。
とにかく自分の体調を再確認し理解して、ビタミン、ミネラル、水分を摂り
慌てずに対処できました。
TR、ホントにそこにいる事は重要ですね。
有り難うござい ます。

帰宅してやる事をやったら体を休めました。
寝たのが22時くらいだったでしょうか翌日には全快しました。
というかさせました。
翌日も朝10時から仕事だったので風邪をひいているわけにはいかなかったからです。

長引かせる事はあり得ませんでした。
ビタミン等を摂り「絶対に朝までに治す、治る」と決めて寝ました。
熱で寝汗が凄く、何度も夜中に起き、水分を摂り、寝直し、朝には全快です。
起きた時、寝間着の首回りが水で濡らしたようにビショビショでした。

病は気から、と言いますが逆に気が充実していると身体を引っ張る事ができます。
まさにTRです。
この時は仕事を増やし、精神的に高まっていたので「朝には治るという確信」がありまし た。
業界で生きて来た先輩方は、いつもこの位でいないと正直保たないんだと思います。
そのために現場でも健康に良い物の話がよく出ます。

その前に酒減らして早よ寝ろとも思いますが、皆さん体調管理に細心の注意を払っている事がわかります。

役者、特に声優は喉のコンディションが命です。
声でなかったら何もできないんです。
自分は映りませんから。

体が資本という意味をようやく理解してきました。
代表の仰る体造り、体調管理の重要性を再確認しながら
またセッションに臨みたいと思います。