再現ドラマ主役。燃えてやりきった「不幸な女」。

TBSの朝の某情報番組の再現ドラマ主役が決まりました。

それも「モラハラを受ける不幸な女性」の役でした。

実は、この時APHの日曜のセッションで「自分の好きなテーマを持ってきて演じる」というのが課題でしたが、
ちょうど私は「不幸な女」をテーマに取り組んでいたので、見事引き寄せに成功致しました(笑)

はじめてメインの役で再現の放映時間が20分という(朝の番組にしては長い)枠で放送されたのですが、
常々「APHでやっててよかった」と思ったのは実際に自分の演技を月に一度カメラで撮影していたことです。
「カメラワーク」はもちろんですが、APHのセッションのおかげで、カメラに対する考え方が大きく変わりました。

私は舞台出身ですので、ここに来るまでは演技する自分を画面で見たこともなかったですし、当然アップもないですし、動きは大げさでした。
しかも、演技をする目の前にカメラがあるだけで緊張して固まって注意がバラバラでどこに集中していいものかさっぱりでした。
それでも、APHで鍛えられ、カメラは単なる機械と捉えることが出来た今、もうカメラが怖いという考えは全くありません。

こちらの現場では、困惑している表情のバリエーションが必要でしたが、
ここで学ばせて頂いたことを適用し、自分がどこに集中したらいいのかはわかっていますので、ピタッとおさめてきました。

シーンの中で、旦那から逃れ「解放された~」という晴れ晴れしい思いで涙を流すところや、
今自分のことを殴るかもしれない旦那に向かって、自分の想いを思い切ってぶつけるなど、
ストレートではなく葛藤をどこかに秘めたシーンはとてもやりがいがありました。
私そういうのが好きなので、すごく燃えます(笑)

スタッフさんにもそのシーンを撮り終えた際、「今のすごくよかった!!!」とおっしゃっていただき、
課題で取り組んでいてよかったと心から思いました(笑)

また、オンエアは思ったよりアップの表情が沢山あり、それも嬉しかったです。
こちらの現場では、「ハウススタジオ」「居酒屋」「路上」「池袋のリブロ」「TBS の赤坂のスタジオ」といろいろな場所で一日かけて撮影しました。

ここだけの話、最後のTBSのスタジオの撮影が一番ワクワクしましたね。
関係者しか入れないスタジオだったので・・・・(笑)