企業CFのお仕事。
ロケ1日、スタジオ1日の撮影でした。
ロケでは相手役の方と台詞なしのシチュエーション芝居。
APHで今学んでいるあるポイントをひたすら使って
相手と繋がっていく感覚、空間が埋まっていく感覚、
ビンビンに感じてきました。
また、かなり引きで撮っていたのですが、
監督が遠くから大声で声をかけて下さったり、
駆け寄ってきて下さったり・・・
その監督の行動そのものが現場の空気を持ち上げて下さっている事、
そして、どんなものを撮りたいのかという意図もすごく伝わってきました。
それにより「じゃあ、私はこうしよう」というのも明確になります。
そこに居合わせている皆が一つの点に向かうという感覚はとても気持ちがいいものです。
翌日のスタジオでは、今度は私一人のアップのシーンだったのですが
その設定としての相手役に監督が入って下さり
一緒にひとつの焦点に向かって行く感覚、
共に面白がっている感覚で本当に楽しかった!
実は現場はかなり時間が押していたのですが
私のシーンはスムーズにサクッと撮れ、
かと言って妥協しているとかそういうことではなく、
上手くピタッとハマる感じとはこういうことなのだと実感しました。
撮影終了後に監督から「名残惜しいです」と言って頂き、
私も、いつかまた必ずご一緒したいと心から思いました。
あっと言う間の二日間、本当に充実しました。
この 感覚をキープして、次の現場につなげていきたいと思います。