ゲームキャラの声のお仕事!ワークショップからゲット!

去年参加したワークショップの成果がようやく出ました‼︎

ゲームの仕事をゲットしたのです‼︎

 

そのワークショップはとあるディレクターさんがやっている所で、

かなり前に一度オーディションでお会いしてから季節のご挨拶だけしていた所お誘いを頂きました。

 

当日使ったスタジオは今まで自分が行ったことのない所でした。

自分の仕事は海外ドラマの吹き替えがメインで制作会社もある程度同じ所からのものです。

 

そうすると使われるスタジオもだいたい同じような所になる傾向があります。

 

自分がよく行くスタジオは何というか…

昔から使われていた年季の入った所が多く味のある内装をしています。

 

今日のゲームで使うスタジオはブース内がかなり綺麗で座って収録するタイプでした。

普段はナレーションなどで使われているのかと思います。

 

かなり横長の木のテーブルでちょっと洒落たカフェのようでした。

スタジオが違うだけでこんなにも雰囲気が違うのが新鮮でした。

 

自分の役は嫌味な上司です。

自分のできる限りの高音とワークショップで面白いと言われた芝居を混ぜてやりました。

この役を作る時ある声優の方のイメージが浮かんだのでその人の芝居も参考にしました。

 

ノド声にならないようにギリギリを使いながらやっていましたが、

テンション上げて演じているとやはり無理をする所も出てきました。

 

やってみると参考にした方はこんなにエネルギーを使ってやっていたのかと驚きました。

見ていてとても面白い芝居はやはりエネルギーを使って作られている。

演じる側がヒーヒー言いながら限界までやってようやく面白いと思ってもらえる。

 

終わった後のクライアントとディレクターの反応は上々でした。

良かった。

特にクライアントはとても喜んでくれました。

 

メインの役は良い手応えでした。

次は他の通行人などです。

 

この通行人役。

二役振られていたのですが

先ほどのメインの役と行列に並んだ順番で揉めます。

二役とも。

 

そのシーン

自分と自分と自分で口論になる状況だったのです。

 

準備段階でこれはできるか⁉︎

とヒヤヒヤしていました。

通行人二役とも大きく偏ったキャラクターを作って行きましたがOKが出るかどうか⁉︎

 

と、思っていたら

現場で

「ほかの通行人役はちょっと本役と近すぎるのでほかの方にやってもらいます」

 

え?

あ、一応作ってきたんで一度やってみようかと…

 

「大丈夫です‼︎お疲れ様でした~」

 

…とりあえず自分の仕事はOKだったという事でしょうか。

一度試しに聴いてもらいたかった気持ちもあるのですが、

ホッとした気持ちも正直ありました。

 

次のチャンスには何か面白い芝居ができればと思います。