某TV番組のナレーション収録に行って参りました。
今回は、韓国ドラマの放送開始に伴った、特番ナレーションです。
およそ1時間枠で、そのドラマを紹介していくのですが、
見どころを語ったり、キャストインタビューを紹介したり、
かなりボリュームある内容です。
これまで、DVDで紹介するような番組予告ナレーションはさせて頂いていたのですが、
番組ナレーションは初めてです。
ずっとやりたかったお仕事だったので、今回決まった時はとても嬉しく思いました。
台本を頂いた時、
「◎月◎日から放送開始!」や「お見逃しなく!」など、TVでよく聞く文言ばかり出てくるので、
「よくある言い方」をマネして、稽古をしていました。
収録日当日、現場でDから言われたのは、「淡々と」お願いします・・でした。
ポップに弾ける感じでやりたいと思いつつ、
現場では要求に答えるのが仕事なので、テストで淡々と語っていきました。
そのまま、本番収録していきましたが、
途中でクライアントさんから「やっぱり最初の部分は、もっと盛り上げてほしい」
と要求があり、方向転換していきました。
すごくやりやすくなったはずなのに、
やりながら「盛り上げ方のバリエーションが少ないこと」に気づきました。
さらに、ゆっくりたっぷり聞かせればいい文言が早口になってしまったりして、
余裕がない自分がいました。
しかし、もうやるしかないので今できる精一杯で、
形容詞を膨らませて元気にポップに仕上げていきました。
最後はOKも頂き、完成はしたものの、
私としては「もっとできたな・・」と悔しい気持ちが残りました。
「こう言いたい!」「こうしたら面白い!」だったりを膨らませて、
もっと楽しんで取り組みたかった・・。
現場後の個人レッスンで、私のバリエーションの少なさは、
★★がわかっていないことが原因の一つであることがわかりました。
「ニュアンス、タッチ」はこだわるべきポイントですが、
まず、番宣の基本姿勢を捉えることが私に必要でした。
これからメジャーでどんどん仕事をするために、代表から教えて頂いた部分を意識して、
次の機会までに稽古して準備していきたいと思います!