オーディション合格でVP・キャラクターナレーションのお仕事!

今回はオーディションに合格し、
都市整備局関連動画の
VPナレーションとキャラクターナレーションの二つを任されました。

まず先にVPナレーションの収録です。

ざっくり言うと、地下街の施設管理者様へ向けた
「災害に対する注意喚起の動画」です。

そこには見ている方に
前もって準備をしておいてほしいという意図があります。

当然、ナレーションもその雰囲気に合わせる必要があるのですが、
かといって全体的に暗くなりすぎても違うので、
最初の出だしの「問いかけ」部分を工夫するようにしました。

具体的には、APHで学ぶ技術を使い、
自分の体のある部分を意識して倍音にこだわりました。

次に、対策方法の説明になっていくので、
きっかけとなる日本語でいったん切り替え、
そこからは、自分の得意とする響きに持っていくように
ラインを変えていきました。

自分の違和感なく出せる自然なラインというのが、
ある程度出来上がっているのですが、
ボディボイスを使えば、
もっともっと自分の体を楽器化して響かせていけるのです。

今APHでやっている稽古のおかげで
だいぶ響きが前に出てきているのですが、まだまだです。

VPは、とても地味に見える仕事ですが、
基礎がしっかりしていないと安定しないですし、
実力がハッキリ出てしまいます。

技術を付けていくことは、一朝一夕ではできないですが
粘り強く丁寧に取り組んでいきたいと思っています。

一方、キャラクターナレーションは
「小学校低学年の男の子で・・」という指示のみ。

ほとんどこちらにお任せで自由でしたので
、弾けて楽しんで決めゼリフをかましてきました。

全体的に、クライアントさんにも評価を頂けたようで、安心しました。

今後も、現場に出ながら、
自分の響きにもっとこだわって稽古していきたいと思います。