吹替レギュラーのお仕事!立ち方を意識して

今日も外画レギュラーです。

今週は前二話の出番が少なかった反動か、
説明セリフが頭から後半までずっと続いて出ずっぱりです。

自分の出番が多いというのはとても嬉しいです。
しかし最近はプレッシャーも強く感じます。
主役をやる人達の凄さを少し実感できます。

課題はもちろん立ち方です。

以前はセリフが多いと後半バテてしまい、
声を支える部分に上手く使えず喉声になったりしました。
そうなると身体のあちこちを筋肉で固めて支えていました。

今やろうとしている立ち方で喋ると、
下半身でしっかり支える感じが増えてかなり安定させる事ができました。

演じていると自然といろんな動きをしてしまうので
常に安定感があるわけではありません。
テンションの高いシーンは特に前傾姿勢になって肩首に力が入ります。

前は力んでいる事にも気付けず終わった後に痛みでわかる状態でした。
しかし最近はやっている時に気付きます。
…わかってもなかなか直せないのがもどかしいですが。

今の問題は芝居中に動いた時に支えが外れてしまうのを避けるため、
姿勢を固めてしまう所です。
安定は確かにするのですが凄く窮屈で、
芝居自体も狭く小さくなる気がするのです。

姿勢の大事な所だけ維持して後は自由に動ける。
これがたぶん一番良いのだと思います。

で、これが全くできない。

動くとズレる。
動かないと小さくなる。
間が取れない‼︎

今回は椅子に座る暇がないくらいでしたが、
肉体的な疲れはほぼ感じませんでした。
しかし姿勢の維持とセリフ量のプレッシャーで、
精神的にはかなり疲れました。

今回のようなずっと喋りっぱなしだと
以前は終わって家に帰ったらすぐに寝てしまうくらいです。

まだ上手くいっていない立ち方ですが、
身体の疲れがほぼなくなっただけでも大きな変化です。
以前より多少力みが抜けてきているせいか、
疲れ方が全然違う。
これなら一日二本の仕事でも行ける、気がする。

正直、ここまで差が出るとは思っていませんでした。
改めて無駄な力を使っていた事を実感しました。

手応えがありました。

が、帰りに腰に痛みが…
疲れは確かに減りましたが腰に負担が集まっていたようです。
やはりまだまだ無駄な力みがあるようです。
やってる時はわからなかった。

上半身と下半身を上手く繋げられるようになりたい所です。