VPでキャラクターナレーション!

今回、ご指名を頂き農業関係のVPで、キャラクターナレーションが決まりました。

今、お堅いナレーションでもキャラクターを使って
アニメ仕立てにしているVPが結構増えているようです。

今回の仕事に至った経緯として、
2年くらい前に同じようなキャラクターナレーションを頂いたのですが、
それとは別のキャラクターもやってほしいとのことでした。

オーダーは、「以前のあの感じでお願いします」と・・・。

前回のデータを確認させて頂いたのですが、
ロボットのキャラクターで、結構話し方はキャラに寄せていました。

完成しているデータを見ながら、「動画はこんな感じに仕上がったのか~」と
初めて自分が当てた動画資料の完成版を見たので、とても新鮮でした。

「これ私の声なのか~」とかなり客観的にデータを見ました。

そして、今回のキャラクターは、天使です。

イメージはわかるけれど、前回のキャラクターとは絵のタッチが違います。

なので、「以前のあの感じで・・」というオーダーに、
どう応えたらいいかなと思ったのですが、
ヒントになったのは、ボディボイスでした。

2年前の自分は、今よりもさらに技術が追い付いていないわけですが、
前回のキャラの声を聴く限り、私なりに、
どの骨にどう響かせているというボディボイスをやっていることがわかったので、
そこを手掛かりにしました。

ディレクターとやりとりをしながら仕上げていく際、
テストで以前のようにキャラクターに寄せていくと、
「子供向けというわけではないので、もっと普通に・・」というオーダーだったので、
ガチガチにアニメのように作りこみすぎずに、
自然に聞こえるラインで、キャラクターに取り組みました。

結果、問題なく、OKを頂き、ホッとしました。

VPの中で、キャラクターを使う際の演じるポイントについても後から代表から話を伺い、
納得しました。

そして収録後、このVPナレーションがまだまだシリーズで続くという報告を受けまして、
とても有難いなと思いました。

キャラクターナレーションはやりたいことの一つなので、APHで学ぶ技術を使いながら、
楽しんで取り組みたいと思っています。