やっと剥がれてきた固定観念!外画吹替のお仕事

今日も外画です。

個人レッスンで習った事とセッションでようやく少しだけ見えてきた
新しいポイント。
これを試しました。

まず
とても楽しかった。

ステップランクになってから、
ちゃんとやらなければ
という意識が強くなっていました。

ディレクターの要求、作品に求められている物
それを理解して応える。
もちろん必要な事なのですが、
自分がどう解釈してどう演じたいか
そういった部分が薄くなっていたように思います。

セッションで自分の固定観念で固まって全く上手くいかなかった部分。
「このままではできない」
と別のやり方にした時、
それが代表からずっと言われていた
違うポジションに向かっていると自分で全く気付きませんでした。

今までのやり方ではできず、諦めて「別のやり方」に自分でしているのに。
本当に固定観念というのは強力でした。

ようやく固定観念が剥がれ出した事で、
現場での芝居も変化してきました。

この日は原音に縛られず大きく芝居をする事ができました。
ディレクターからは何も言われずOKが出ました。

やって良かったんです。

ただ自分が勝手に縮こまっていただけでした。
個人レッスンで教わった立ち方は当然全然できる段階ではありません。
しかし、それでも効果はありました。

まだ身体が揺れて安定しませんが、
上手くいく瞬間がある。
やろうとするだけでも変化があるのです。

今日の現場は、自分にとって意義のあるものになりました。
次につなげたいと思います。