踏ん張り方が身についてきた

少しだけ下半身が安定しました。

今日も外画です。 今回もよく振られる犯人に殺される被害者の役です。

殺される直前に少し家庭のシーンがあり、
穏やかな日常の中に突然犯人が現れる犯行を行い残虐性を表すシーンでした。

ここ数年、ずっと現場での下半身の安定を課題にしてきました。
先日、家での稽古でようやく少し手応えがありました。
内容は代表がずっ~と言ってた事なんですが、
それがやっとちょっと実感が出てきたのです。

結局、力んで踏ん張ってはダメだったのです。

足を踏ん張り固めていたのですが、
同時に腰回りもガチガチに固めていました。
そうしないとフラフラして安定しないと思っていたからです。

しかしこのせいで声を出した衝撃が
全部腰にダメージとして溜まってしまっていました。
一時期の腰痛は本当に酷かった。
横になると立ち上がるのに一旦うつ伏せになってそこからゆっくり、て感じです。

徐々に改善されてきたせいか、 最近はダメージのなかった頃に戻りつつあり
ヒョイと起き上がれるようになりました。

20代の頃から力に任せて無理やり音を出していたのだと改めて痛感します。

さらに力みが一つ取れたせいか、
セリフのない時に座っている姿勢が楽になりました。
すると呼吸も楽になりました。
これも大きい。

声優は本番中、自分のセリフがない時はスタジオ内の椅子に座っています。
その時、緊張と力みで身体がガチガチに固まり
肩が痛くなったりしていました。

この日は家で座っているようにとても楽に力を抜いて座れました。
めちゃくちゃ楽でした。

ベテランの方々が長時間の収録でも疲れた様子を見せない理由が、
また少し実感できました。
この「楽」はもっと大きく強くしたいと思います。