今日は久しぶりのCMのオーディションです。
毎回、CM関係は急に決まります。
原稿から映像まで制作スタッフの方々もギリギリまで作業をされているためのようです。
最近、外画でのマイク前の立ち方で少し変化があり
前より楽に立てるようになりました。
CM・ナレーションでは基本的に座ってやります。
そなため家でも座った状態で同じ様に安定した感覚が出るように調整していました。
以前は座ってる方が凄く安定しました。
腰を椅子に乗せてるので当然なんですが、
さらに自分は足を椅子の脚に引っ掛けて固定していました。
それをガッチリと固め肘を机について前傾姿勢になって喋っていました。
喋り方は個人差が大きいので一概に悪いとは思いませんが、
それは基本ができた上での事です。
自分にはまず基本的な姿勢、
まっすぐで良い姿勢でちゃんと喋れる必要があると思いました。
家でまっすぐ座った状態で稽古をしました。
当日、ブースに入ると
出ました
回転して、バネが入っていて上下に良く跳ねるオフィス用椅子。
普段なら使いやすい椅子です。
しかし
自分にとって、現場ではなるべく使いたくない椅子なのです。
上下に跳ねるので縦に不安定。
回転するので横も不安定。
まっすぐ座っていても少し足を踏ん張ると、
上下左右に動いてしまいます。
困る。
せめて縦だけでも固定しようとレバーで一番低い設定まで下げようとしたら
高さ調節がない!!
跳ねを抑えられない!!
「コッチの椅子なら調節できますよ」
ミキサーさんがマイク調節のついでに代わりを出してくれました。
助かった。
とりあえず縦だけでも椅子を固定できました。
まっすぐ座っていざ収録です。
これが意外な事に左右にぶれる事もなく良い感じにやれました。
猫背にもならず声がポンと前に出た。
オーディション用収録はスムーズに終わりました。
結果はまだ先ですが、あの座った状態の感覚
もっと安定させていきたいと思います。