ボイスサンプルの収録で感じた事

今日は仕事、ではないのですが
事務所で使うボイスサンプル用の収録がありました。

もともとCMナレーションから声優の道に入った自分は、
一人で収録してブースに入るのが大好きです。

今では外画やアニメの現場で楽しく話せますが、
始めたばかりの頃は共演者がいる事自体に緊張していました。

最近、外画ばかりだったのでサンプル収録とは言え
一人の世界にどっぷり浸かって楽しかった!!

サンプルの内容は、車、旅行、少年誌と色々です。

楽しい。

とくに車のCMは楽しい。

自分は車には全く興味がありません。
しかし、車のCMは昔から大好きでした。

重厚だったり、ノリノリだったり、コミカルだったりと
車種毎に色が違います。

車で走る事がとても崇高な事のように感じるCMが特に大好きでした。

重厚感のあるCMは低音のナレーションがよく当てられます。
その重低音にずっと憧れていました。

もとは甲高く弱々しかった自分の声は、
APHの技術でかなり低く強い声を出せるようになりました。

今回はそれを使いっぱなし。
仕事ではなくサンプルだったので
本当にやりたい放題でした。

今回のサンプル原稿はマネージャーが用意したもので、
自分に合うものを選んでくれたそうです。

収録に立ち会ったマネージャーは、

「良かった!!イメージぴったりだったよ。さすが僕が選んだだけあるね。」

などと冗談交じりに言っていました。

ええ、マネージャーのチョイスはバッチリだったと思います。

改めてCMもやりたいと強く思うサンプル収録でした。