うまい挨拶は普段の「感謝」から

挨拶の仕方、が上手くない。

今日はゲームでした。
広めのスタジオでいくつもブースがあり
今日自分が参加する作品以外にもたくさんの収録が行われていました。

そこで、今日の現場のディレクターとは別の
以前仕事させてもらった制作さんとディレクターさんがいました。
当然挨拶したのですが、

上手くできなかった。

その時、お二人は他のスタッフと一緒に食事をされていて話が盛り上がっていました。

顔を見てすぐに挨拶した後、お二人はまた話に戻りました。
ここで挨拶の流れで、すぐに以前の仕事の事でお礼などをさらりと上手く伝えるべきだと思いました。

ここで言えなかったので、その後しばらく機会を伺いました。
これが落ち着かない。
ずっと聞き耳を立て話が落ち着くのを待ちました。

ここで思い出したのは、
「どれだけ感謝できるか」
という代表の言葉でした。

普段から常々そう思っていたなら
挨拶からすぐにその話をする事ができたはずです。
しかしできなかった。

感謝がなかったわけではありませんが、
「とっさに出るほどではなかった」
のだと痛感しました。

その後お話しさせてもらった時には、お二人は話もひと段落していたので迷惑にはなっていませんでした。
しかし始めに流れで無理なくお礼が言えれば、その後で話す事はもう少し違う話もできたはずです。

もう一歩踏み込んだ挨拶をするためには、
この「感謝の量」が必要なんだと痛感した現場でした。

その日の収録ですが二行のセリフだったのもあり
テスト、本番でリテイクなし
ブースに入ってから3分で終わりました。

人生最短の記録です。
こちらが申し訳ないくらい早く終わりました。
「もう少しこうした方が良いですかね?」
と聞いて見たのですが、
「ちょうど良い」
と言われてしまいました。

まあヨシとします。