相手の呼吸に合わせ○○を入れていくことでいいリズムに。

今日の現場でのテストの際、
とても良いリズムでシーンが進みました。

今日は外画でした。
主役の方と自分ともう一人の方の三人でシーンを作っていました。

今日の主役の方、いっぱいいっぱいでした。
セリフが大変多く役も難しいもので
休憩の時もずっとセリフをチェックされていました。

もう一人は大変マイペースな方で、役にぴったりといった感じでした。

この二人に挟まれて自分が加わりあるシーンをやったのですが、不思議とうまくいった気がしました。

マイペースな方は、原音を聞いて尺もはみ出すくらいに使って演じ
主役の方は原音にぴったりとセリフを合わせている
その間に自分が入るためセリフがかなり交錯するかと思われました。

自分が気にしたのは相手の呼吸に合わせる事。
基本中の基本ですが、今回は合わせた呼吸に○○も入れていきました。

相手の呼吸に、○○を入れて自分のセリフを合わせて行く。

一つの川の流れのようにぴったりと三人が合わさったように感じ、とても気持ちの良いリズムでシーンが進みました。

それぞれのスタイルは全く違うのですが、反発する事なく重なっていく。
衝突や摩擦でシーンの熱を作ったりしてきましたが、
お互いに寄り添っていく事で今までとはまた違った気持ちの良い熱を生み出す事が出来たような気がします。

自分が呼吸を合わせようとしたのと同時に、他のお二人も合わせて下さったのだと思います。
お二人共劇団の方だったので、この辺りはさすがだなと感じました。

しかし、本番では三人共バラバラに録る事に…
最近はセリフが被るところはほぼ全て別録りになります。

悔しい??

しかし一人ずつでもあの流れを作れるよう演じました。
でもやはり一人だとスカスカするのも確かです。

個人でもシーンを作ることができる熱を持ちたいと思いました。