大ベテランSさんのお話「○○○○○が本当に大切」

今日は全6話の外画シリーズの最終回でした。

そこには子供の頃からテレビで聞いていた大ベテランSさんがいらしゃいました。

初回に生でお会いした時はとても緊張しました。
そして最後まで緊張してました。

その方の声は、楽に喋っているようで音圧があり力強く、でも柔らかいのです。

今回の自分の役は、ワイルドなイケメン。
なんでこの役ふられたのか。
自分の限界の低いポジションを使い演じました。

限界ギリギリを使っていたため起こった問題。
力みです。
これを取るのが本当に難しい。
最初から最後まで悪戦苦闘でした。

自分の決めた音のポジションのみに力を入れ、他の余計な力は抜く。
限界になればなるほど難しい。

最終回後の打ち上げで、Sさんとお話しさせて頂いている中で
「リラックスが本当に大切」
という事を言われました。

無理に声を出すと響きが失われる。
リラックスしているからこそ伸び伸びと声が出ると。
しかし必要な力は入れなければいけない。

シンプルな内容ですが、40年業界で生きてきた方が
APHで言われている事と全く同じ事を仰っていました。

今回、自分は勝手に限界チャレンジして力んでしまっていましたが
Sさんはどう思って聞いてたんだろう…
もちろん本人にお聞きする勇気はありませんでした。

この打ち上げでは、大ベテランのSさんのお話。
Sさんが帰った後には、
今売れている先輩方がSさんの話を聞いてどう考えたのか?
と非常に重要な話を聞く事ができました。

業界で飯を食っている人達は、APHで教わっている事を
皆さんそれぞれの段階で実際に現場で実践している事がわかりました。

文字通り「有難い」お話を聞かせて下さった先輩方
有難うございます。

自分も実践し、深めていき、大先輩のようになりたいと思った現場でした。