長文ナレーションの現場でのチャレンジ!

今日はナレーションでした。

長い!!

内容は以前にやったドラマ紹介のCMの追加だったのですが、
それに加え10分ほどの紹介番組のナレーション部分もやる事になりました。

基本、CM、ナレーションは当日原稿です。
分量としては一般的な番組ナレーションとしては大変短いものです。
原稿6枚、行間も多くて文章も短い。

しかしここで問題なのは
自分は仕事ではCMサイズ、15~60秒のナレーションしかやった事がない。

現場で原稿をもらった時、事前にもらっていたものとだいぶ違う
「あれ?多いな何だろ」
と思っていたら
「アナウンサーの方に仮当てしてもらったのがあったんですが、
 統一した方が良いと思うんでお願いします」
と軽く言われました。

内心、かなり焦りましたがそれを隠し平静を装いました。

しかし、これは自分が望んだチャンスでもありました。
前から長めのもやって見たかった。

今回も当然○○を入れていきました。
しかしなかなか難しい。
まだまだ○○ができていないし、初めての現場での長文だしで体が軋み出しました。

家では普通に読めていた長さでした。
内容もとても面白くやりたいラインでした。

しかし、椅子の座り方、体、マイクに向かう角度、原稿の位置、
全てが今まで通りではダメでした。

前回のように短いものなら何とかなった。
しかし長文になると、今の自分の座る姿勢ができていないために苦戦しました。

時間が経てば経つほど無理が出てくる。

途中から、今までの得意な部分を前に出しなんとかやり終えました。
椅子に座る、この意味をもっと考えていく必要がありました。

そして今回、自分が少し変わったのが、
自分から積極的にリテイクをお願いした事です。

今までは、自分で気になるところがあっても言えずにいました。
ディレクターがOKを出しているものに異議を唱えるようで引いていたからです。

しかし、今回はどうしても気になってしまいリテイクをお願いしました。

案外、普通にやらせてもらえました。

今まで自分からリテイクをやらせて貰うことが悪いことのようにも
思っていたのでちょっとびっくりでした。

その後も自分が気になったところを 録音の合間で繰り返していると
「気になりますか?」
と向こうから聞いてくれたので、何度もチャレンジ出来ました。
とても嬉しくて有り難かったです。

収録終了後、仕上がりをミキサーの後ろで聞かせてもらいましたが…
悔しい、でも楽しかった!!
しかし悔しい。

もっと良い仕事をしたいと強く思った現場でした。