ディレクターとのコミュニケーションで得た初めての感覚

ディレクターとシーンについてちゃんとコミュニーケーションを取る
それがこんなに楽しいとは。

今日は外画シリーズにゲスト出演です。
役は被害者の夫、兼ね役で犯人
被害者と加害者を演じました。

それぞれにメインで話すシーンがあり、
被害者の夫役のシーンでディレクターからいわゆる「ダメ出し」をもらいました。

今まで自分は「ダメ出し」をされると、
「自分が間違っていた」と感じて焦ったり緊張したりしていました。

しかし今自分が直面している
プロとしての次のレベルへの挑戦。
この過程でやっている事の影響で、今回は違った受け取り方をする事ができました。

今までより段階的にではありますが、
自分のやろうと考える芝居が具体的なったように感じます。
そのため、ディレクターからの「ダメ出し」を
否定ではなく「良くするための演出」として聞く事ができました。

すると、テイクを重ねても焦らず、逆に楽しく演じる事ができました。
ディレクターとシーンについて話す事自体が楽しかったのです。

自分が持ってきた芝居を元に、ディレクターと協力して作れたように思います。

こらは初めての感覚でした。
楽しかった。

後半の犯人役でのシーンでは全くリテイクがありませんでした。
前半の被害者の夫役のシーンで、いろいろと話をした影響で
自然と犯人役の演じ方が変わりました。

当初より抑えた所、逆に強く出した所が自然と生まれOKをもらいました。

コミュニーケーションを取ると生き生きする。
本当にその通りだと感じました。