今日はゲーム用ボイスの収録です。
共演者のありがたみを感じました。
今日はゲームなので基本一人でブースで喋ります。
軽くなる。
感覚の違いにちょっと驚きました。
周りに共演者がいると誰でも嫌でも、気にします。
しかし一人になるとそれがなくなるのです。
今までもそうだったんでしょうが、あの感覚の後なので特にそう感じました。
なので自分に対して負荷をかける事にしました。
しかし力んでもダメだし、必死になってテンションを上げても空回るだけです。
経験済みです。
苦い経験ですね。
最近、APHでうってつけのものをやっていました。
○○です。
今回の役は、真面目で熱血漢で朴念仁、少年漫画では王道のヒーロー系のキャラでした。
勢いと力強さを両立する。
勢いに流れそうになるセリフに○○を。
力んで詰まりそうになるセリフに○○を入れました。
不完全とは言え、具体的なポイントがあると自分自身の緊張感・集中力が全く変わりました。
ゲームの場合、セリフが文節ごとに細切れになっています。
録り方は基本的に録音しっぱなしにして、
間違えたらそのセリフの頭からやり直す。
それを繰り返す。
そのため○○が上手くいかなければやり直すことができます。
積極的に何度もやり直しました。
共演者がいるとこうはいきません。
一人で時間を取ってしまい迷惑になります。
勢いのある熱いセリフに○○を意識する事で、リズムと躍動感が出たように感じました。
何というかダッシュとジャンプを繰り返すというか。
ゲームでいうならスーパー●リ●でB-●ASHしながらジャンプする、という感じでしょうか?
そうこうしていると、ディレクターからいろいろ注文がでてきます。
ダメだしではなく「注文」が来るというのは嬉しかったですね。
それも思った以上にスムーズに行きました。
○○を意識すると、表現する足場ができるような感覚がありました。
何かを書くときに使う机のような感じです。
しかし自分の机、穴が空いてたりするので埋めとかないといけません。
コレは次回の課題になりそうです。
終