二子玉川にある某スタジオにて、生放送でネット配信される情報番組の、浴衣モデルのお仕事をしてきました!
今回は、以前オーディションでお会いしたキャスティングの女性の方が、僕の顔を覚えていて呼んで下さったとの事で、とても嬉しかったです!
スタジオはあるビルの一角にあり、MCの方と曜日替わりのゲストさんと着物店の社長さんの計3人で、色んな着物を紹介していく、という撮影内容でした。
本番二時間前に現場入りし、着替えとヘアセットを終え、一時間前からリハーサルを行い、いざ本番です!
今回自分は「浴衣を着てカメラに映り、MCの方と並んで、着物についてアドリブで少しやりとりをする」という役割でした。
スタジオ自体がそこまで広くない為、出番がない時は女性のモデルさんと2人で、カメラのすぐ横に座って待機していたのですが、
現場の空気を見て「自分はこの現場にどう貢献することができるだろう?」と考えた時、APHで学んだ「相手のセリフを聴く」という技術を使おうと考えつきました!
出演者のやり取りにしっかりと耳を傾け、声を出さずに驚いたり笑ったり、現場を楽しみながらちゃんとリアクションを取ることで、カメラの後ろから、MCの方達の作り
出す雰囲気をそっと一緒に盛り上げていきました!
すると、さっきまでの緊張が程良く緩み、リラックスして自分のシーンに臨むことができました!
更に嬉しかったのは、MCの方が、リハの時よりも長い時間、自分の隣にいて浴衣の説明をしたり、話を振って下さる事で、長く映れるようにしてくれたり、ゲストの方もツッコんで盛り上げて下さったりと「場の空気」に入れてくれた事でした!
本番中だったので、直接言葉で交わしたワケではないのですが「ありがとね!」と言われたような感覚で、確かにそこには暖かいコミュニケーションがありました!!
その時、自分は心から「仕事って楽しいな!」「もっともっと現場出て、更に良い仕事を残していきたいな!」と思いました!!
そして同時に「『正しい技術』は、いざという時、自分を助けてくれる!」ということを学びました!!
無事に撮影が終わり、スタッフとキャストの方々にしっかり挨拶をしてスタジオを出ました。
スタッフの方々も自分の顔を見ると「お疲れ様でした!」とみんなにこやかに挨拶してくれました!
独特の緊張から開放され、どっと疲れがきましたが、それは心地よい疲労感でした…。
常に上を目指し、正しい稽古をしていきながら、目の前の現場一つ一つに、正確な技術を持って全力で向き合っていくことで、今の仕事を次に、また次に…と繋げていきたいと思いました!