ボイスオーバーでてんぱってました。

シーズン２になるこの作品。
基本的に４～６役を兼ねているのですが
一度に登場するのは２～３役。
さすがに同じシーンに登場する事はなく問題なく演じて来ました。

しかしシーズン２からの新役に極端なキャラ付けをした事で状況が変化しました。
この日は３役登場し、全編に渡って交互に登場してきました。
さらにその内の一役は、その日に増えた新役２号。

この作品の内容は、アメリカのテキサスで自然や動物を守る
猟区管理官という職業を取材したドキュメンタリーです。

職業柄イイ人が多く、正義感が強く、 体鍛えて明るく真面目でユーモアがある。
正にアメリカンナイスガイ。
みんなキャラ被ってるんですよ。

人種が違えばまだましですが、
白人で同年代、体格性格も似てるってこれきつい。

そんな中に一人、自分で極端にキャラ付けしたため他とのバランスが変化しました。

一人濃いと、周りも合わせないと雰囲気が合わなくなる。
しかし新役２号は他とキャラ被り気味。
なんとか変えようとしましたが、微妙になってしまった。

シーズン１からの役と新役１号、２号が交互に出る。
そしてこの現場、基本テスト本番。
最近流行りの初めから録っていく現場です。

さらに、ノンストップ。
セリフを噛んだりしない限り止まらない。

番組の構成が、各役ごとに違う事 件を担当していて
それぞれ盛り上がった所で別の役のシーンに変わるという形です。
そのためテンション上がった状態から数秒で違う役に切り替えなければなりません。

そんなすぐ変わらねーよチクショー！

切り替わりでガクガクして止まってしまいました。
「あれーどうしたの？」「行けると思ったんだけどなー(笑)」
ヘッドホンからディレクターの笑い声が聞こえます。

スパルタですね。

改めてキャラクターの輪郭の甘さを痛感しました。