今日は、大手飲料メーカーの企業VPナレーション録りで、スタジオに行ってきました。
「しっかりとコンプライアンスを守りましょう」というテーマで、企業の考え方などを紹介する5分程度の動画でした。
今だから言える話ですが、その日当日というより前日の読みの稽古段階から、顎の調子が絶不調。
自分の中で、このポジションで当てると1番音が抜けるというところがあるのですが、そこまで口がちゃんと開かないのです。
しまった…顎関節症が悪化した…と、かなり焦りました。
でも、スタジオ収録で、クライアント様が何名もいらっしゃるのに、泣き言なんて言ってられない!
顎関節症がなんだ!それでも何とかするのがプロなんだ!と、自分を奮い立たせて臨みました。
…とは言ったものの、気合で何とかなるところと、何ともならないところがあったのは事実。
口中のポジションが整っていないせいで、不明瞭な言葉・滑ってしまうフレーズが多発してしまいました。
かなり冷や汗もので、テンパってしまいそうになったのですが、そこはAPHで鍛えさせてもらっているので、深呼吸して「よし!」と切り替え、丁寧に丁寧に読んでいきました。
2時間枠でスタジオは押さえてもらっていましたが、40分ほどで終わったので、何とか何とかという感じです。
今までの私だったら絶対に噛まないところまで噛んだりして、本当にきつかったですが…
そのあとの個人レッスンで、自分の何が出来てなかったのかをフィードバックさせてもらい、次の段階へ向かう技を学べました!
上手くいくことに越したことはないけれど、こうやってプロの洗礼を受けたり、(個人的には)上手くいかなかった現場があると、必要性のレベルも上がって、次へのステップになるんだなと感じました。
本音を言うと、もっとピタッとおさめるようにやりたかったです…!!!
そのためにもこの悔しさは絶対に忘れないようにして、もっと技を身に着けていきたいと思った現場でした。