某事業者団体のインナーVPのお仕事!

本日は某事業者団体のインナーVPのお仕事
に行ってきました!

今回は主に新人研修で使うインナーVPなので一般には流れません。

しかし、DVDとして5000社近くの会社に配布されるという事、
出演者が従業員役の自分とナビゲーター役の女性の二名だけしかいないという事で
「責任重大だな。恥ずかしくない芝居をしないと!」と思い、
気合いを入れて現場に向かいました!

神奈川県のある駅に到着すると、
オーディションでお会いした助監督さんとADさんが車で迎えに来てくれました。
 
自己紹介を済まして早々に
「●●さ~ん、オーディションではセリフも演技もダントツでしたよ~!」
と、助監督さんが笑顔で褒めて下さり
「セリフ・演技 ダントツ!」と、
オーディション当日に書き込んだであろう資料のメモ書きまで、
ご丁寧に見せてくれました(笑)

ヨイショかもしれませんが、
関係者の方から自分の演技を評価して頂けるのは
「自分はギャラを貰って芝居をしてもいい『プロ』という存在」
と認められたようで、とても嬉しかったです!!

今回は「事故を起こしてしまう従業員役」なのですが、
当日の撮影スケジュールは、
事故を起こすパターンを自分が先に撮影して、
その後、ナビゲーターの女性が実際の事例を交えつつ、
そのシーンや資料を説明していく、という流れでした。

場所はある会社の訓練棟の一角で、
撮影スタッフはキャストを含め10名程と、
こじんまりとした感じで行われました。
 

今回の現場で学んだことは
「APHで学んだ技術を適用すると、
現場のスタッフさん達は凄く喜んでくれる!」
という事でした!
 

カメラのアングルチェックの際、カメラマンが動いて欲しい角度を察知し、
そこにスーッと入る「しっかり観察して先に先に動く」
という事をさりげなく3回程やった時、
カメラマンが「おぉそこそこ。いいねぇ。」と一言褒めて下さりました。

それから明らかに気合を入れて撮影してくれて、
帰り際には「良かったよ!これからも頑張ってね!!」
とわざわざ声をかけて下さり、満面の笑みで握手をしてくれました!

また、今稽古している「●●●」をセリフで使ってみたところ、
音声さんの顔が急に明るくなって
「いやぁ凄くクリーンで、爽やかな声だね!」
と褒めてくれ、その後の撮影中も笑顔で声をかけてくれるようになったり、

野外のカットを撮り始めたところで急に土砂降りの雨が降り出し、
いつ撮影中止になってもおかしくない、失敗できないプレッシャーの中で、
従業員の方に1、2分程度使い方をレクチャーされただけで
初めて触るショベルカーを操作する芝居でも、
代表のある現場の話の事をとっさに思い出してなんとか切り抜けたり(笑)、

カチンコがなる前にとっさに芝居のイメージがパパパッと出たので、
その感覚に乗ってバババッと芝居をしたところ(笑)
見事に決まったようで一発OKがでて、カットがかかると
「おぉ~!!」とスタッフさん達から小さな歓声が沸き、
監督も満足そうな笑みで、カメラマンも「今の良かった!バッチリ撮ったよ!!」
と言ってくれ、ADさんとかも「凄くシャープな芝居でしたね!!」と褒めてくれたり…。

勿論やってる時は必死でしたが、
意図した事がことごとく上手くいき、それらのリアクションを頂けた時、
一番ビックリしたのは自分でした!(笑)

APHで学んだ事はこんなにも現場で通用するんだと…!!!

そして、自分がクリエイトしたものが現場の方達に伝わり、
それが受け入れられた瞬間。

全員が「おぉ~!」となったあの一体感には、
言葉にできない充実感がありました!

ゲリラ豪雨という思わぬハプニングが起きたり、
触ったこともない機械をいつも扱っているように演じる
という事を短時間で求められたりと、
心がブレそうになってヒヤリとした瞬間もありました。

でも、それを乗り越えてスタッフさん達の信頼を勝ち取り、
良い撮影ができた事は、役者としても大きな自信になりました!

いつだってピンチはチャンスなのです!!

「APHは現場主義であり、
APHの本当の必要性が理解できるのは仕事をし始めてから」

と代表は常々仰られているのですが、
その意味が少しだけ理解できたような気がします…。

今回、APHで学んできた事がことごとく好結果をもたらす中で
「これまでの下積みは無駄ではなかった…!」という深い喜びと
「更に稽古を深めて、もっともっと上の現場に出れるようになるぞ!!」
という熱い気持ちを感じる事ができました!!

レベル5(*)への道はまだまだず~っと先ですが、
今いる場所から一歩ずつ、前へと進んでいきたいと思います!!

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(*)「APHステップ5段階レベル表」には、レベル1~5までの段階があり、
レベル5の定義は以下の通りとなっています。

レベル5:プロとしての個性の確立とレベルアップ

TVCMで某グループのスタンドインのお仕事

本日は某グループのTVCMのスタンドインに行ってきました!

「スタンドイン」とは、CMやテレビ番組等の撮影前に、
実際の照明や立ち位置、動き等をチェックする為に演者本人の代わりに芝居をする、
いわば「裏方のお仕事」です。

本番は本人が演じますのでオンエアでは映りませんが、
同じ立ち位置、照明の中で、同じシーンを演じ、
監督や演出家等がそれに対してディレクションを取っていくので、
現場の雰囲気や撮影時の感覚を掴むにはとても良い経験になります。

今回自分はTVCMの現場と、スタンドインのお仕事が初めてだったので、
とても色々な事を学ぶ事ができました。

因みに今回の撮影は、リハーサル1日、本番1日の計2日間のスケジュールで、
自分たちはスタッフと共に同行することになりました。

初日、都内にあるハウススタジオに到着すると、
大手航空機会社×某人気グループのTVCMというだけあり、
50人近い制作スタッフが動き回っていて、大人数な現場でした。

「トップクラスのTVCMの現場はこんな感じなんだなぁ」と思いながら、
スタッフさん達に挨拶をして現場に入っていくと、控室に案内されました。
 
スタンドインメンバーが全員揃うと、衣装を渡され、着替えます。
 
後はシーンの準備ができるまで待ちです。
スタンドインは「待つのが仕事」と言っても過言ではありません。
とにかく待ち時間が長いです。

しかしその間現場では、休む間もなく撮影スタッフさん達が、
照明やカメラの配置、角度を試し、撮影準備を進めており
「この人達のお陰で、あらゆる番組、作品が成り立っているんだな…ホントに凄いなぁ。」
と間近で見ていたら、感謝の念が湧いてきました。

そして、大方準備が終わると自分達が呼ばれ、
最終調整が入り、絵コンテにある芝居をし、監督からディレクションを受けます。

OKがでれば、そのシーンの準備は完了したという事です。

スタンドインのお仕事で大事な事は、
とにかくその場の状況をスッと観察し、パパパッと動ける事だと思います。

先に先に動けない人、鈍い人がいると、
当たり前ですが現場はイライラし始めます。

実はメンバーの中に鈍い人が1人いたのですが、
現場の回転力に追いつけず「●●君はまだー!?」
と監督から何度も怒鳴られていました…。

また、スタンドインの仕事をよくやっている人がいたのですが、
その人は慣れが悪い方に出て、後半になるとダレてしまい、
やはり制作さんにイラッとされていました。

ですから、大事な事は長い待ち時間でもいつでもパパッと動けるよう、
常に心のアイドリングをしていながら、
自分なりに工夫して高いトーンをキープする、
という事が重要なのではないかと思いました。

そんなこんなで、各カットのリハが終わり、長い一日が終わりました…。

そして翌日、現場に到着すると、
昨日までのまったりした雰囲気とは打って変わって、
現場には独特な緊張感が張りつめていました。

お昼過ぎに集合し、自分達で最終リハを15時頃までやり、
16時過ぎに本人達が来ました。

「①シーンの準備→②スタンドインが入り最終調整→③本人演じる→④次のシーンの準備」

という流れで、独特の緊張感と共に、テンポ早く撮影は進んでいきました。

その中でも特に驚いたのは、本人達は3テイク位でOKが出るという事でした!

「えっ?それでOKなの??」と、色々な意味でビックリしました(笑)

待ってる時に仲良くなった制作さんに聞いてみたところ
「本当は何テイクもやりたいんだけど●●さんの場合は
『そんな時間はありません!』と言われちゃってダメなんだよねぇ…。」
と仰っていました。

監督も心の中で泣きながら「もぉOKで~す!」
と時間に押されながらカットをかけたりしていて、
監督も制作さんも葛藤しながら撮影をしてる事がわかりました…。

そんなこんなで無事に本番を終える事ができました!

カメラや現場の雰囲気を色々と観察する事ができたのは凄く良かったけど、
やはり「代役」という所が役者としては正直悔しいので、
この経験と悔しさを活かして、次はメインでCMのお仕事ができるように、
しっかりとイメージングと稽古を深めていきたいと思いました!

脇を固めるという事

「脇を固める」
とよく言われますが、最近ちゃんと脇を固める事の難しさを感じます。

自分の仕事は、ほとんどが脇役です。
レギュラーもありますし、
ストーリーに絡むメインキャラもありますが「主人公」はありません。

個人的には「主人公」がやりたい、
という想いからこの世界に入っているので悔しくてしょうがない。
そして甘く見ていたことを最近痛感させられております。

今日も脇役の仕事です。

大変でした。

内容がファッション業界を舞台にした外画で、
専門用語も飛び交います。

…ファッション分からん!!

その状態で「ガヤ」という、
そのシーンの状況・場所に相応しい雑談などを全体で録るのですが、
言葉に困る。
必死に単語を調べて用意しますがどうにも付け焼き刃で浅い。

普段の生活全てが演技につながるという事の意味が一部わかりました。

この現場は、ベテランから若手までの女性がメインの作品です。
主演級の芝居が鋭くハイテンポで繰り出されます。

そのテンポについていけず、
新人がマイク前でセリフを一言も言えない事がありました。
わかる。
怒涛の会話の中にたった一言のセリフを入れるのは難しい。

完全にリズムに乗った大縄跳びに、
それを崩さずワンチャンスで入り込む感覚に似ていると思います。
どうしても2、3回タイミングを計ろうとしてしまう。

個人的には高い緊張感で凄く良い現場だと思うのですが、敷居が高い。
自分の仕事は、セリフ、ガヤ、休憩中などで
なんとかこの空気を崩さずもう少し柔らかくする事だと考えました。

セリフではハイテンポに楽に乗り次につなぎ、
ガヤでは雰囲気を崩さない程度に笑いを取ろうとし、
休憩中はできるだけリラックスして楽しそうに話す。
(自分も充分緊張してるんですが)

なんとか「ミスができない空気」を
「ミスを恐れずチャレンジ出来る空気」にしたい。

中間管理職という感じでしょうか。

終わった後は
ドッと疲れが出ます。
自分もまだまだいっぱいいっぱいです。

これが楽に自然にできるようになりたいと思います。

ゲームの収録、思い切ってやりました!!

今日はゲームの収録です。

今回はかなり緊張しました。
ゲームでこんなに喋ったのが初めてだったからです。

内容は荒廃した世界で、
賞金稼ぎのような仕事をしている主人公の
よく会う同業者という役どころです。

方々で会うらしく、昔話をしたり、戦ったりと
いろんなセリフがありました。

台本をもらった段階で困りました。

画がない。

一部のムービーシーンはありましたが、
それ以外の大半のセリフが状況から何から
何も書いていない。
セリフとその通し番号だけでした。

それがズラリと並んでいて、
前後のセリフとつながってないようです。

情報が少ない。

家での稽古は何とも不思議な気持ちでした。
少ない資料から想像しながらとりあえずやってみて
後は現場で確認しながらやるしかない。

そして当日。

ディレクターもセリフを言っている状況がわからないそうです。
内心、とても焦りました。
現場に来ているゲームの制作担当の方とディレクターで話し合い、
それを自分が聞いて演じてみる。
これを繰り返す事になりました。

ある意味、かなり自由度が高くなったので
姿勢を入れ、力まず、ポジションだけ意識して
楽に喋るのを試す事にしました。

これは自分の家という楽な空間でしか
なかなかできなかった事でした。

現場に行くと意識的にも無意識的にも
どこかに力みが入ります。
これを取るのが本当に難しい。

そして海外ドラマのように尺がきっちり決まっていると
できなかったりします。

それが今回は尺も画もない、一人ずつ取るので共演者もいない。
かなり家と近い状況になりました。

初めは緊張しましたが、やる事が決まると燃えて来ます。
前後のつながりがなく状況のわからないセリフを100種類ほど。

ディレクターからの説明と自分のイメージを頼りに
思い切りやってみました。

意外にもほんとんど修正もされずスムーズに進められました。
ゲームの世界観は、昔話を散々プレイしていたので
イメージは合わせられたようです。

肝心の楽に喋るというポイントですが…難しい。
どうしても喋る瞬間力むんです。

それがクビ、両肩、腰回り、膝、足首。
どれも自分の疲労が溜まるポイントです。
しかし尺や画がなかったため自分の状態がとてもよく分かりました。

意識した事で、ひとつ大きく改善できたのが
やはり姿勢を真っ直ぐにする事です。
これによって首、肩、腰回りがかなり緩みました。
激しいセリフになるとどうしても力むのですが、
けっこう変わりました。

一つ一つ無駄な力みをなくし、
うまく身体を使えるように稽古したいです。

インフォマーシャルの撮影に行ってきました!

本日はインフォマーシャルの撮影に行ってきました!

「インフォマーシャル」とは、
インフォメーション(情報)とコマーシャル(広告)とを掛け合わせた造語で、
簡単に言うと「60秒以上の長めのCM」の事です。
長い物ではTVショッピングとかの1時間近くのものもありますよね。

さて、今回の撮影は横浜のある展示場で行われ、
キャストは3人、制作、撮影スタッフ、クライアントが5名の計8名
という非常にこじんまりとした形での撮影でした。

その日は連休最終日+展示場でのイベントということもあり、
一般の方達も多く来場していたので、画角に一般の方が入り込んでしまい、
なかなか思うように撮影が進みませんでした。
待ち時間が長く、自分達キャストの3名は雑談をしながら時間を過ごしました。

今回はカップル役ということで、彼女役のYさんと、一人旅の女性役のSさんと、
初対面の女性2人を相手に5時間以上も一緒にいて雑談をするという、
なかなかしんどい時間を過ごしました…(笑)

Yさんは天然でおっとりした感じの性格だったので一緒にいて全然苦ではなかったのですが、
一方のSさんは、自分はブスだという強いコンプレックスがあるのか、我が強く、
主導権を握ろうと、マシンガントークで空気を読まずガンガン喋ってきて、
かなり面食らいました(笑)

それにしっかりとリアクションを取を取ることで対応し、
相手を満足のトーンにまで持っていきながら、やんわりと全体に話を散らしていく中で、
3人がバランスよく喋り、徹底して聞き役に回る事で全体が和む様、
フル回転で場の空気を作っていきました。

Sさんの暴走?もあり、正直ここの雰囲気を作る所が一番キツかった…(泣)

一度空気ができてしまえば、後は楽~にそこいて、スッスッと話を振りながら、
長い待ち時間を対応していきました。

一方の撮影は、アングルだけ決めて、後はアドリブで話をしている所をカメラで撮る。
というスタンスでした。
そのため、とにかく雑談で作った良い雰囲気のまま、
カメラの前にスッと入り、カメラが回っていても、そのままスーッと楽しく話をしていく感じで、
カップルが展示会デートで楽しく喋っているのを自然な感じでクリエイトしていきました。

また、今回の自分のテーマは「●●」なので、楽にそれを意識していくと、
初めてお会いしたSさんも、中から溢れ出すような自然な笑顔を見せてくれました!

それに乗っかって自分も良い笑顔ができた時「これは良い画が撮れたな…!」
と心の中でガッツポーズしました!(笑)
その時の二人の空間は、淡いオレンジ色のような色合いと暖かな温度を感じました。

具体的なセリフはありませんでしたが、役者としてしっかりと空間をクリエイトし、
今日はちゃんと仕事をしたな!と思える現場になりました。

どんなに小さなお仕事でも、
自分のできる最大限を現場に置いてくる。

そのシンプルな積み重ねこそ「雑草魂」の闘い方であり、
一隅を照らす本物の役者になる道だと信じて、
何が来ようと、来なかろうと、あの一点の光だけを見据えて、
淡々と淡々と我が道を進んでいきたいと思います。

長尺のお仕事。現場で感じた空気と緊張感

今日は長尺です。

課題は続いて「現場の空気を支える」です。

手が震えました。

作品の内容はある主婦の日常で、
家事だけで過ぎていく人生に疑問を持ちそれを変えようとする物語です。

この作品、とても静かでゆっくりと進んでいきます。
主人公の心理を画面の雰囲気で表しつつ、
少しずつ少しずつ緊張感を高めてきてました。

じわじわと家庭の中に不満と疑問がたまっていき
息苦しさを感じました。

演じるのは劇団系の手堅いベテラン揃いです。
その方達がまた丁寧に演じ
作品と同じように静かで高い緊張感にスタジオが包まれました。

合間で話をする時もなぜか皆さん小声になるんです。

やはり空気ってあるんですね。
この空気を支えようとしたのですが…
主人公が電話で話している裏のニュースを自分が喋るのですが、
台本が揺れてノイズが出るほど手が震えました。

こんなに緊張するとは思わなかった。
家での稽古で、ブツ切りのニュース部分を
内容や場所を調べある程度繋げるように足してきました。
家ではニュースとしてしっかりと伝えられる芝居に
それなりになっていたと思っていました。

しかし本番で緊張して怖くなりました。
何が怖いのかわかりませんでした。
恐怖と緊張で手が震えて、声も震え出しました。

一度NGを出し、リテイクまでの10秒ほどで
ギリギリ立て直しOKをもらいました。

危なかった。

こんなに手が震えたのは初めてです。
確かに主人公の心理を表す暗めのニュースで、
その雰囲気でシーンの空気が決まる部分ではありました。
でもここまで緊張するとは。

先日の若手だけの現場とは空気の質量が違った。
自分はベテラン達がつくる空気を支えようとして潰れかけました。

やり方が違ったのかも知れません。
でも多分、上の人達は常にこの質量の緊張感の中にいるのだと思います。
芝居の質や存在感が違う理由の一つはこれなのではないかと思いました。

何とかOKはもらいましたが、
自分の実力のなさを痛感した現場でした。

通販化粧CMのお仕事に行ってきました!!

某通販化粧CMナレーションに行って参りました。

メインナレーションは男性で決まっています。

私は、間に入る女性の声を担当します。

つまり、その化粧品を試して使った女性が
感動している画面に声を当てるのです。

メインを受け持つ男性は同じ事務所の方だったので、
社長と3人で待ち合わせしてスタジオに向かいました。

四谷にあるとってもステキなスタジオです。

 

先に、私が録音ブースに入りました。

女性3人分の感動した声を当てるのですが、録音する前に、

「監督からあまり若すぎないで」と指示が有りました。

まず、一人目の女性に声を当てます。

想いを込めて、APHでやっている○を意識して録りました。

これは、一発OKです。

クライアントさんがとても喜んでいたと後で男性ナレーターから聞きました。

問題は次です。

2人目の女性。

思い切り変化ができなかったんです。

明確な変化を示すべきところが、似たり寄ったりになって、
変化しきれていませんでした。

それは自分でもわかりました。

本当は、高音を使って実感を込めてウキウキやろうというプランはあったのですが、
「若すぎないで」という指示がどこかにひっかかってしまい、
自分に制限がかかってしまいました。

監督にも、「あんまり変わってないですね~」と言われてしまいました。

心の中で「がーん・・。わかっていますとも・・。」と思いつつ、

もう若く聞こえてもいいや!と開き直り、
次に思い切りやるとOKが出ました。

あっ・・・これでいいんだ・・とちょっと驚きました。

後で気になったので、社長に聞くと、
「別に若く聞こえなかった」と言われました。

あ~自分の思い込みって、怖いですね。あ~こわいこわい。

高音だから若いって思ってる私って・・・・・バカだな。

自分で決めてる枠って怖いですね。。

変化させるというのは、当たり前ですが、明確に提示することが大事です。

それやりすぎですね!って言われる方がましです。

しっかり反省して改善していきたいと思います。

3人目の女性は、こうやるというプランがあったので倍音を意識して、
やりきると一発で「OK」を頂きました。

 

大人数のクライアントの方がいて、
いろいろな人の意見が飛び交う現場でした。

その中に自分が呼ばれたのだから、
しっかりと自分の音、思いをそこに置いていけるように、
日々稽古したいと思いました。

海外ドラマの収録。良いリズムで進める事ができました!

今日は海外ドラマの収録です。

内容は「日本の特撮」のようなもので個人的に非常に楽しかった。

いろいろな科学的な話やロボットが出てくるのですが、
どれも凄く良い加減なんです。

それがとても楽しかった。

難しい専門用語で設定を細かくするのも面白いのですが、
それらを取っ払って「こんなのあったら面白い」という内容でした。

主人公達は中学生から高校生という子供達。
演じる側も20代前半から19才の子もいました。
若い。

登場キャラは基本的に、主人公達と敵数人という少人数。
自分はその他の市民から兵士まで手広く演じます。

ここ最近、子供の頃から聞いていたベテランNさんにお会いしたり、
レギュラーでの自分の立ち位置、役割を見直したりと演じ方に変化がありました。

この若い共演者の中で自分がやる事。
それは空気をつくり、支える
「脇役」という役割だと考えました。

若い方達は演じる事に一生懸命です。
その土台になり、もっと自由に楽しく演じられるように
空気を支えようと思いました。

これは今はけっこう感覚的な部分が多いのですが、
やっていけばもっと具体的な技術になるのか?

間抜けな敵兵士でキッチリと笑いを取り緊張をうまくほぐし、
合間で楽しく作品について話す。

特に意識したのは、自分が喋っていない時です。

何も喋っていない時でも、良い緊張感を持って
空気を支える事ができるのではないかと思っています。
セッションや個人レッスンで代表が目の前で実践して下さった技術を
使おうと試みました。

手応えがありました。

良いリズムで、誰かがセリフをかんでもそれを途切らせず
収録を進められたと思います。

しかしエネルギーを使う…
常に一定の緊張感を持っているので
ずっとエネルギーを出し続けているような感じなのです。

トップクラスの人はエネルギッシュな人しかいないのですが、
理由がちょっとわかった気がします。
そうじゃないと出来ないんですね。

今回は上手くいったように思います。
まず、現場の空気をつくれる役者になりたいと思います。

TVCMナレーションのお仕事に行ってきました!!

ついに!!!!

TVCMのナレーションが決まりました。

某化粧品のナレーションです。

六本木にある某スタジオで録音します。

とても綺麗で広くて良いスタジオです。

マネージャーと朝10時にスタジオに入りました。

スタジオに入った瞬間、「うぉ~~~!」心が躍ります。

すみません・・・素人みたいで・・・(笑)

ウキウキしました。と同時に、緊張しました。

 

クライアントの方達が遅れるとのことなので、

「先にやっちゃいましょうか?仮で!」
と指示を頂き、ブースに入ります。

仮と聞き、とてもリラックスしてブースに入りました。

私は女性が話す一言台詞と最後の宣伝ナレーションと
合計二つ任されていて、事前に原稿も頂いていました。

初めは女性が話す一言台詞の録音です。

これは、3回くらいやって、OKをもらいました。

そのすぐ後に、
「同じセリフを敬語でやってもらえないか?」
と指示を頂いたので、やってみると

そっちの方がしっくりきたようで、一発OKで
「あっこれ頂きます!!」
と明らかに喜んでいるのがわかりました。

 

次は、最後の宣伝ナレーション部分の録音です。

これは、最初の女性の台詞とは別物にしたいと指示が有り、
音を変化させて取り組みました。

最初、自分の低いところを使って、カッコよく決めたところ、
「なんか暗くなっちゃいましたね・・もっと明るく」と言われました。

今考えれば、APHでやっている○に当てるという面白い稽古をしているので、
そこで楽しみながら変化させていけたな~と思うのですが、

さっきの女性の台詞とは違う音域ってどこだろ??と探ってしまったし、
そもそも音で変えなくてもいいのに、自分が迷い始めているのがわかりました。

何回か繰り返し録音を進めていき、途中、あっこれです!!
というのが録れたのに私がトチッてしまい、それは使えないというものも。

本当に恥ずかしいのですが、10テイク位やってしまいました。

最後は、納得していただけるものを出せたので、結果オーライではありますが、
くやしいです。
いや~~本当にくやしいです。

もっと自分の音を研究していきたいと思いました。

 

その後、クライアントの方達が現場に入り、
その整音して出来上がった仮のCM画面を見て頂きました。

最初、ナレーションの事には触れられず、雑談が始まり、
心の中でヒヤヒヤしていたのですが、

それを察したディレクターの○さんが、「ナレーションどうですか?」
とクライアントの方達に聞き、

「あっとても良いですよ」とコメントを頂き、安心しました。

そこで、録り直しをする事なく、「仮」と進めていった録音がそのまま使われたのです。

感謝です。

 

この録音は2ヵ月くらい前です。

今はAPHで学ぶ技術も進み、何をしたらいいのかはわかっています。

だからこそ、くやしい!!

自分の一音を見つけたい・・・そんな風に今は思います。

そして、今クライアントさんから、決まって求められる自分の音があるのですが、
それを自分がどうやって身体や口中を使って出しているのか、
稽古を進める中で、分解して理解していきたいと思っています。

再現ドラマの撮影に行ってきました!!

NHK某番組の再現ドラマ撮影に行って参りました。

事前の情報は、番組名と集合時間と移動先だけ・・・

何の役なのかは当日までわかりません(笑)

朝7時にNHKスタジオ前に集合!!

私は、Eテレが大好きでスタジオで集合するだけでも、嬉しいのです。

「またNHKのスタジオに来れた~~~!!」

朝7時なのに、私のテンションは上がっています(笑)

しかしながら、NHKのスタジオ撮影ではありません。

集合しているキャストはそのままスタッフさんの指示で、
ロケバスに乗り込み、NHKを後にします・・。

「また来ます」と心の中で叫び、そのまま熊谷に送られました。

そう、熊谷です。この撮影は8月頭です。

最高気温を記録し続けるあの「熊谷」です。

熊谷に、撮影で使われる「病院」というか「診察室」があるのです。

確かに味のある建物でわざわざそこで撮影する価値のある建物です。

しかし、クーラーなんてものはなく、扇風機のみ。

そして私が演じる役は主役のお母さんです。

主役が子供の頃に病院にかかったという重要なシーンです。

その衣装はなんと「着物」。

暑いです。暑いです。暑いです。

あついよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!

そして監督と挨拶し、芝居が始まります。

台本はなく、その場でこう動いてほしいと指示を受けます。

しかも結構細かいのです。

「こういう状況で、病院に来ています。他病院では診察受けられません」等々、

どういう設定なのかを口頭で説明を受けます。

実際の放送では、声は使われないようですが、台詞の指示もありました。

医師役の方はその場で病名を覚え、注射をしたりと大変そうです。

私は、主役の幼少期を演じる10歳の男の子と診察室に入り、
「こういう症状です」ということを
旦那さん役や医師役と話しながら、その場でやりとりをしていきます。

ある意味、即興です。

細かい段取りだけ指示され、
「台詞のやりとりは、まかせま~す!!」
という空気です。

相手の出方もわからないので、よく観察しつつ、
台詞もその場で組み立てながら、どういう感じかリハを繰り返しました。

再現とはいえ、監督も気合いが入っていて、
本気の芝居をしてほしいという意図が伝わりました。

なので私も、だらだら流れる汗を感じながら、真剣にお芝居を楽しみました!

暑いけど、昔体育館で尋常じゃない汗をかきながら
芝居をしていたので、懐かしい感じも有りました。

撮影は良い感じで進み、同じシーンを角度を変えて数回撮影し、
熊谷での撮影は終了!!

その後は、埼玉の病院で別シーンの撮影です。

私は妊婦役です。

始めて、お腹がぽっこりするバンドを巻きました(笑)

妊婦と聞き、お産のシーンが来るのか?!とドキドキしたのですが、

気絶しているという演出で、ずっと目をつぶっていました・・・・。

他の役者の様子を感じていましたが、
一人だけ指示に対応できない役者がいて、監督が少しイライラしていました。

私は、気絶してるので何も助けることはできなかったのですが・・・・。

もう一人の役者は先程のシーンで監督を納得させる芝居ができなかったので、

このシーンで挽回しようと演じていらっしゃいました。

分娩台の上で目をつぶる私は、「あ~現場っていいなあ・・」
と一人静かに思うのでありました・・・(笑)

すべての撮影でAPHで鍛えた「そこにいる」を適用しました。

これが原点だと思います。

だから即興でも、何が来ても大丈夫。

とっても楽しむことができました。感謝です。

またやりたいです。