レギュラー2話目!ナレーションで

おかしい。
前回と全然違う。

今日は新シーズンが始まったレギュラーの二話。
またナレーション部分があります。

前回、セッションで教わった事を実践しようとして手が震えました。
配信を見たところ少しですが変化しているのが自分でわかりました。
しかし震えながらやった割には
「ああ、確かにいつもとは違うな」
くらいでした。
そんな簡単にできたら世話はないので当然ですが。

二話も同じ課題で挑戦しようと思いました。

が、全く感覚が違う。
まず手が震えない。
震える程の緊張感と怖さが来ない。
喋っていてもいつもと違うラインにならない。
むしろいつも通りのラインに乗ってるのを強く感じました。

セリフでもやろうとしましたが、
どうしてもいつものラインから離れられない。
前回は多少なりと離れられた、離れようとしたと思うのですが…

なぜだ???
わからない。

最後のセリフまでやろうとしましたが、
結局は最後まで前回のような感覚は得られませんでした。
緊張感がなかった訳ではありません。
やろうとはしました。

しかし全く近づけなかった、と感じました。

何が前回と違ったのか…それすらわかりません。
とにかくできなかった。
別の内容ですが姿勢はまたすこし変わりました。
セッションで教わった別の内容で、
腰が凄く安定して、少しチカラが抜けました。
これよって叫ぶ時の土台である下半身の力みが少し減ったのです。

ここはとりあえず良かった。

次回は両方、少しでも変化したいと思います。

4シーズン目!ナレーションのお仕事。

レギュラーの新シーズンが始まりました。

今回で4シーズン目。 自分の関わる作品が続いてくれるのはいろんな意味で嬉しいです。

セッションでは中級編に入り、 今までとは全く違う段階になりました。 現場に直結する超具体的な内容ですが、 難易度が格段に上がりました。 しかしそれができれば仕事の質・量が上がる事もはっきりとわかります。

自分の課題はずっと姿勢でしたが、 それに加えて新たに教わった事を何とかやってみました。

挑戦するポイントは、 頭と終わりのナレーション部分。 以前も一度試してみて悪くない手応えでした。 それをもっとハッキリと試してみました。

手が震えました。

なぜか自分を丸裸のままさらけ出すような怖さを感じました。 現場で手が震えるまで緊張したのは久しぶりでした。

今までの3シーズン、ずっとナレーションを担当してきました。 さすがにスタイルが出来てきて崩れる事はありませんでした。 それが強烈に揺らぎました。

冒頭のナレーションを何とか終わらせ、 最後のナレーションではさらに緊張が高まりました。 足に力みが入り接地感がなくなりかけました。

ナレーションが始まるまでに何とか力を抜き、 足が地面に着く感覚を取り戻しました。 そこから肩の力を抜きかなり良い感覚で入れました。 しかし手は震えっぱなしでした。

まさかここまで緊張するとは。

さらに家に帰ってホッと一息ついて座ろうとすると、 良くなっていたはずの腰が激しく痛み、 思わず膝をつきました。

こんな事になるとは思ってもいませんでした。 まだまだいろんな力みが抜けないのを痛感した現場でした。

吹替のお仕事!丁寧に喋る事の効果

今日も外画です。

最近姿勢が少し良くなりました。
そもそも酷い腰痛になってしまい、
現場でも苦しんでいたのです。

原因は自分の身体のバランスが悪かった事。
立っている時の重心が偏っていたからだと思います。
それをずっと修正しようとしていました。

ここ最近は多少良くなった感覚があり、
以前のように現場で座る時痛みが走る、なんて事はなくなりました。
とはいえ朝起きた時や家での稽古で変に力んでしまった後など、
痛みがなくなったわけではありません。

この辺継続して直していかないと。

姿勢が少し良くなったので、 別の事を考えられるようになりました。
今回は「しっかりに喋る」です。

別に普段雑にやろうとしていた訳ではないですが、
セッションで扱い始めたこの課題を現場でやってみようと思ったのです。

今回の自分の役は主人公の手助けをする運び屋です。
年齢はおそらく50くらい。
自分は老けが苦手です。

自分の声は息が多く掠れていてハスキーと言われます。
この声のせいか人によって感じる年齢感にかなり差がありました。

20代の頃から、普通に喋っていても
「ジジくさい」
と言われたり
「若い」
と言われたり印象がとても不安定でした。

しかし老け役をやった時の方が
「もっと老けで」と言われなかなかOKがでない事が多く、
若い役はほぼ言われません。
よく自分より若い役はやりやすいと言われますが、
芝居をする時は自分もこれに当てはまるようです。

今回の老け役、芝居で年齢感を出すより
しっかりに喋る事を意識しました。

リテイクが出るかと思いましたが、
特に何も言われずすんなりとOKが出ました。
自分でもテストの時は相手と会話をする感覚がとても強く手応えがありました。
本番でちょっと弱くなりましたが…

老けを意識して大きく表現するより、
しっかり喋る方が芝居として成立しやすいのかもしれません。

また次の現場で試してみたいと思います。

外画吹替でゲスト主役のお仕事!癖について

今日も外画です。

今回はゲスト主役というやつです。
レギュラーではありませんが、
その回の内容の中心になる役でとても演じがいがありました。

今回のディレクターさんに久しぶりに呼んでもらいました。
ランクが付いてからは初めてです。
気合が入りました。

このディレクターさんには、
襲われる、殺される、脅されるなどいろいろな被害者で呼ばれます。
犯人や捜査官など強そうな役では呼ばれません。
ある意味自分の持ち味を理解してくれていると言えます。

今回も助けを求め、最後にはきっちり死にました。
役名がレギュラー陣の次にあったので香盤表を見たときちょっと期待しました…

課題はもちろん姿勢です。
とにかく力みを取って楽な姿勢を。

ここ最近、ほんの少しずつ変化してきています。
普段は感情の激しいセリフが多く、
どうしても必死になり力を抜く事ができずにいました。

今回の役は登場から弱っていたので、
ある意味稽古の成果を試しやすかった。

死の危険が迫って、無線で助けを求めるというシーンで、
弱ったセリフではあってもちゃんと音として聞こえるよう、
癖になっている下半身の力みをとにかく抜こうとしました。

テスト
手応えがありました。
癖である外側を固めるような力みではなく、
内側の必要な部分だけ使う。
そんな感覚で行けたと思います。

しかしディレクターから、
「良いんだけど、ちょっと怪しく聞こえる」
なんでも同じシチュエーションで罠だったという回があったそうで、
ハッキリと罠ではないと分かりやすくやって欲しいと言われました。

怪しくやったつもりはありませんでした。
ちょうどセッションでも余計な事をせずセリフを言う稽古が始まりましたが、
自分は不安やら期待やら絶望やらいろいろ余計なものを付けてしまったようです。

本番では素直に助けを求めるようにしました。
しかし自分の感覚では何か足りないのではないかという不安がありました。
結果的にリテイクもなくこれが良かったようです。

どうもいろいろ足す事が癖になっているようです。

今回も自分の余計な癖を痛感する現場でした。

日本の役者であること。日中合作の映画の撮影!

日中合作の映画の撮影に行ってきました。

今回はオーディションに合格して決まったお仕事です。

オーディションの前日にちょうど個人レッスンがあり、
課題の台詞を代表に見て頂きました。

あるシチュエーションで、
立場の異なる4役がそれぞれの意見を戦わせるシーンだったのですが、
ある重要なポイントを教えて頂き、
それをオーディションで意識してやったところ
そのうちの一つ役を頂くことが出来たのです。

今回の作品は、実は中国で大ヒットしているシリーズの3作目で、
かなり大規模な撮影でした。

メインキャストも錚々たる顔ぶれ、
誰もが知っている第一線で活躍されている方々です。

撮影は地方ロケで、数日間行いました。
早朝から深夜まで、撮って撮って撮って撮りまくりました。

私が出演するのは、物語の全貌が明らかになるクライマックスのシーン。
セリフはなかったのですが、だからこそ、やるべきことがあります。

いかにそこに「居る」のか。

この夏、APHでは、各個人に今取り組むべき課題を頂いているのですが、
私は自分の課題である●●を、ひたすら ひたすら やりました。
と同時に、
メインキャストの方々のそれぞれの●●をじっと観察し、感じました。

そのこと自体が私の役の「居る」を創ることになったではないかと思います。

長時間に及ぶ撮影は、肉体的にも精神的も、なかなかキツイものがあります。
が、●●に集中していると、面白くて、楽しくて、
全く飽くことなく時間が過ぎていきました。

数日間過ごす中で特に感じたことは、「日本の役者」という事でした。

中国のキャストも、また他の国のキャストも、皆さんそれぞれパワフルだったり、
明晰だったりと素晴らしいのですが、
日本のキャスト、特にベテランのMさんの居方、佇まい、
そして全くぶれない深い●●・・・それは本当に素晴らしくて、魅力的でした。
そこに宿る日本人としての魂を感じるというか・・・。
日本の役者の先輩にこのような方がいらっしゃることをとても誇りに思い、
自分も日本の役者として恥ずかしくない存在になりたいと心から感じた瞬間でした。

キャストもスタッフも、
数か国の人たちが関わっていると、それぞれの常識の違いや、
コミュニケーションの不自由さから現場が混乱することもあります。
でもそれを超えられるのは、
作品への共通の想いと、揺らぐことのない自分の中心なのだと思います。

大変ではありましたが、エネルギー溢れる現場でした。
ここで得たものを、次の現場、次の現場へと繋いでいきたいと思います。

CMナレーションに行ってきました!ブースの椅子の話

今日は久しぶりのCMのオーディションです。

毎回、CM関係は急に決まります。
原稿から映像まで制作スタッフの方々もギリギリまで作業をされているためのようです。

最近、外画でのマイク前の立ち方で少し変化があり
前より楽に立てるようになりました。

CM・ナレーションでは基本的に座ってやります。
そなため家でも座った状態で同じ様に安定した感覚が出るように調整していました。

以前は座ってる方が凄く安定しました。
腰を椅子に乗せてるので当然なんですが、
さらに自分は足を椅子の脚に引っ掛けて固定していました。
それをガッチリと固め肘を机について前傾姿勢になって喋っていました。

喋り方は個人差が大きいので一概に悪いとは思いませんが、
それは基本ができた上での事です。
自分にはまず基本的な姿勢、
まっすぐで良い姿勢でちゃんと喋れる必要があると思いました。

家でまっすぐ座った状態で稽古をしました。

当日、ブースに入ると
出ました
回転して、バネが入っていて上下に良く跳ねるオフィス用椅子。
普段なら使いやすい椅子です。

しかし
自分にとって、現場ではなるべく使いたくない椅子なのです。
上下に跳ねるので縦に不安定。
回転するので横も不安定。
まっすぐ座っていても少し足を踏ん張ると、
上下左右に動いてしまいます。

困る。

せめて縦だけでも固定しようとレバーで一番低い設定まで下げようとしたら
高さ調節がない!!
跳ねを抑えられない!!

「コッチの椅子なら調節できますよ」

ミキサーさんがマイク調節のついでに代わりを出してくれました。
助かった。
とりあえず縦だけでも椅子を固定できました。

まっすぐ座っていざ収録です。
これが意外な事に左右にぶれる事もなく良い感じにやれました。
猫背にもならず声がポンと前に出た。
オーディション用収録はスムーズに終わりました。

結果はまだ先ですが、あの座った状態の感覚
もっと安定させていきたいと思います。

踏ん張り方が身についてきた

少しだけ下半身が安定しました。

今日も外画です。 今回もよく振られる犯人に殺される被害者の役です。

殺される直前に少し家庭のシーンがあり、
穏やかな日常の中に突然犯人が現れる犯行を行い残虐性を表すシーンでした。

ここ数年、ずっと現場での下半身の安定を課題にしてきました。
先日、家での稽古でようやく少し手応えがありました。
内容は代表がずっ~と言ってた事なんですが、
それがやっとちょっと実感が出てきたのです。

結局、力んで踏ん張ってはダメだったのです。

足を踏ん張り固めていたのですが、
同時に腰回りもガチガチに固めていました。
そうしないとフラフラして安定しないと思っていたからです。

しかしこのせいで声を出した衝撃が
全部腰にダメージとして溜まってしまっていました。
一時期の腰痛は本当に酷かった。
横になると立ち上がるのに一旦うつ伏せになってそこからゆっくり、て感じです。

徐々に改善されてきたせいか、 最近はダメージのなかった頃に戻りつつあり
ヒョイと起き上がれるようになりました。

20代の頃から力に任せて無理やり音を出していたのだと改めて痛感します。

さらに力みが一つ取れたせいか、
セリフのない時に座っている姿勢が楽になりました。
すると呼吸も楽になりました。
これも大きい。

声優は本番中、自分のセリフがない時はスタジオ内の椅子に座っています。
その時、緊張と力みで身体がガチガチに固まり
肩が痛くなったりしていました。

この日は家で座っているようにとても楽に力を抜いて座れました。
めちゃくちゃ楽でした。

ベテランの方々が長時間の収録でも疲れた様子を見せない理由が、
また少し実感できました。
この「楽」はもっと大きく強くしたいと思います。

ベテランの方々のマイク前での姿勢

自分の課題は最近ずっとマイク前での姿勢です。

APHで教わった事でどんどん変わってきています。
それにつれて自分の身体のクセを自覚するようになってきました。

基本的に猫背、足を踏ん張って力んでしまいます。
これは芝居じゃなくても治したいですね。

教わった事をやろうとして姿勢がうまく行くと、
声が出やすくなり、表現の幅が広がるのを感じます。

しかし

現場でお会いするベテランの方々はパッと見ても姿勢が良いのかわからない。

お年のせいか猫背の方もいます。
外から見てわかりやすく「良い姿勢」には見えません。
でも音の出は誰よりも良い。

これがわからない。

APHのセッションでは代表が実演して見せてくださる時、
外からわかりやすく大きくやってくださいます。
大きくやらないと、外からはちょっと動いたかな?くらいにしか見えず、
ほとんど変わったように見えません。

ベテランの方々はこれと同じ状態なのだと思います。
しかし分からなさすぎだろ…

一つだけハッキリ分かるのは、
どなたもとても楽そうに立っているという事です。
踏ん張ったり、力んだりしているベテランは1人もいません。

身体に姿勢が染み込んでいるのでしょうか。
今の自分には同じ事は全くできません。
しかも芝居中にどんどんズレていく。
力む。
毎回、修正して行って前よりはだいぶ楽になってるんですが。

とりあえずズレたら気づくようになりました。
もう少し安定した姿勢にしたい所です。

自分もあんな風に楽にしっかりと立てるようになりたいと思います。

拠り所となるもの。再現ドラマのお仕事

地上波バラエティ番組の再現ドラマのお仕事に行ってきました。

実は今回は、全く初めてのTV局の制作に呼んで頂きました。
しかも、追撮(*)でした。

   *追撮…基本的には撮影は終わっているが、
       内容に一部変更などが生じたための撮り直しや追加の撮影

これまで何もご縁がなかったところから、
そのようなタイミングで呼んで頂けるのは本当に有難い事です。

前日に頂いた台本では、台詞や多少の状況の説明はあるものの、
その役がどんな人(年齢や、容姿や、性格や、仕事や、主人公との関係性や、
経済状態や・・・)なのか全く書かれておらず、唯一分かっているのは
主人公(ある女優さん)と交流があったという事だけ。
そこから私なりの想像と創造を膨らませ、準備していきました。

追撮なので、基本的には私周りの撮影でした。

ディレクターをはじめスタッフの皆さんとも「はじめまして」の状態でしたが、
求められていることをサッと汲み取り、
あとは、今自分が課題にしている●●に集中するのみ。
とてもスムーズにサクサクと撮り進め、
当初予定していなかった1シーンも追加で撮り、
それでも予定より1時間半ほど巻いて撮り終える事が出来ました。

事前情報が少なかった分、
現場に入ってから知ることもあり「え、そうなの!?」
なんてことも起こるのですが・・・
そんな時、多めに準備しているからこそ応用も利くのですよね。
そして、だからこそある種の自信を持って
自ら「こうしたらどうでしょう」と提案することも出来、
結果それが採用される場面も多々ありました。

また、●●を拠り所としてやっていると、ブレることがなく、
でもそこに固執するという事でもなく、
本当に楽に集中してそこに居ることが出来るのを感じました。

APHで学んでいる技術が現場で拠り所になるということを深く実感した現場でした。
次に繋いでいきたいと思います。

某空港会社のVPナレーションのお仕事。

某空港会社のVPナレーションの収録で、
六本木のスタジオに行って参りました。

スタジオにはクライアント、制作会社、某空港の方もいて、
大変賑わっていました。

大きいスタジオは、毎回ドキドキしますが、
今回は緊張に引っ張られるというよりも、楽しむことができました。

が、しかし・・・

最初、とても言いにくい言葉が続き、何回か録り直してしまいました。
「つかみはOK」にできなかったのです。

しかし、ここからどう立て直せるかに集中しました。
引きずられてしまうのではなく、APHで学んでいることを活かし、
時間を新しくして取り組みました。

すると、その後は、文章の●●に気を付けながら、
スムーズに収録することができました。
マイナスから、徐々に取り戻せたことが大きかったです。

また、初対面のディレクターと打ち合わせがなく、
そのままブースに入ったのですが、
わからないことをそのままにしないように、
途中で様子を見ながらタイミングを計って聞くようにしました。

あまり、出しゃばるのも違うと思うし、かといって出なさすぎてもダメですし、
上手くコントロールされながら、
起因に立っていくバランス感覚が大事だなと改めて思いました。

また、呼んで頂けるように常に準備していたいと思います。