CMナレーションのお仕事!ZOOMで制作会社様立ち合い

宅録案件で某CMナレーションのご指名をいただきました。
今回はクライアント様、制作会社様がズームで立ち会います。
そのため、スタジオを新しくしたこともあり、前日に沢山シュミレーションを行いました。
音の響きや姿勢、角度、距離などをあらゆる指示に対応できるように試します。
スタジオの天井を見直したことで、元気に勢いよく話しても反響音も抑えられ、しかも以前よりも倍音の響きを拾ってくれる環境になり、稽古しながらとても感動しました。
そして今は特に姿勢やポジションのことをAPHで学んでいるので少しでも中心から話せるように稽古を進めました。
おかげさまで、本番は自由な感覚で伸び伸びと収録することができました。

この宅録案件でズーム立ち会いというのは何回か経験しているのですが、とても不思議な気持ちになります。
自分の家にいるのに、「見られてる」。
それが良い緊張感になります。
ある意味、宅録は何度でもやり直せます。
だから納得いくまで、収録できるんですよね。でもそれって、キリが有りません。
1回にどれだけ込められるかがいつも勝負です。
なので、その集中モードに入る方法は、人それぞれあるんだろうなと思います。

また、ズーム立ち会いで宅録収録するという時は、「ズーム入室」が現場に入るタイミングになります。
携帯をズーム設定にして、ディレクターの指示に従い、自分のスタジオで収録を進めていきますが、
それは、外部スタジオでやっていることと何も変わりはありません。
クライアント様の要望に応えていく方向にどんどん、寄せていきます。
ただ、ズーム立ち会いをやるようになって、ディレクターとクライアント様の会話が聴けることが新しいなと思いました。
これまでクライアント様が何を想っているのか直接伺うことはなかったので。

また、新鮮なのは、
「今の、一回聞かせて頂けますか?」となった時に、私は「ミキサー」という立場になるのです。
「少しお待ちくださいませ」といって、スピーカーから音を流して聴いてもらうことになります。

ズーム越しなので、音質をクリーンに伝えることに限界があります。
が、「そこももうわかってますから大丈夫です。」という空気です。
ズーム立ち会いの収録は今後もどんどん増えるのだろうなと思います。

時代に合わせて、柔軟な対応が必要なんだなと改めて感じる収録でした。