日によって変わる音を安定させる。外画吹替レギュラーのお仕事!

今回も外画レギュラーです。

立ち方をまた変えて身体の前に重心が偏って

無理に張ってしまっていたことがわかりました。

前回それを背後にずらし前も後ろも張らないバランスを取れるようやってみて、

これが思いのほか良い手応えでした。

今回もあの感じをと思ったのですが

同じ感じでやってるのに前回と立ち方が違う気がする。

まあも後ろも張らないようにすると、

形としては前回より少し前に寄っているように感じました。

あれ?おかしい?

前回は少し猫背になるような立ち方がしっくり来たのに。

朝出かける前の調整でも前回とほぼ同じ感覚で上手くいっていました。

しかしいざ現場で張らない固めない感覚を頼りに立つとこうなる。

感覚が間違っているのか???

しかしこの方が力まず音が前にポンと軽く響く。

実際セリフを喋っているとどうも感覚の方が正しいように感じました。

セッションでも代表から

「調子は日によってまったく違う」と言われていましたが、

今回とても大きく違っていたように感じました。

今までは形を優先して強引に声を押し出したり、

形をに気を取られて無駄な力みが出ていたのが

クセになってしまったのかもしれません。

芝居でも前回上手く行った形をなぞってしまうと

ただの繰り返しになってしまうので、立ち方も自分の常態、場所によって

毎回違うのも当たり前なのかもしれません。

稽古で安定して音を出せる身体を作りながら、

その場に合わせて良い状態に持っていけるようにしたいところです。