企業VPナレーションのお仕事!信頼を勝ち取ること

今日は新しい制作会社さんとのお仕事でした。

そこは、企業用の動画作成を専門にされている会社で、
自社ビル内にスタジオを数個完備しています。

初めてのスタジオで、制作会社のディレクター、クライアント、そして私が挨拶をし、
軽く打ち合わせをして、ブースに入ります。

今回は、某コールセンター向けのVPナレーションです。

テストで、自分が思うようにやってみたところ、
「もう少しゆっくりめで」と指示を受けたので、
スピード感をたっぷりにして、再度取り組みました。

すると「それでお願いします」とのことだったので、この感じを丁寧に、
自分の良い響きの部分を意識して、後は自由にやるようにしました。

文章も、堅苦しくなく、とても身近に感じる文言だったので、
想いを込めながらも語尾に気を付けて、淡々と読むことができました。

その場でミキサーさんが、ページごとに録ったナレーションを
動画にはめ込んでいく作業を同時にやっていきます。

そして完成させた動画を最後に全員で見て、
問題ないかをクライアントさんに見てもらいます。

2時間枠で抑えていたのですが、1時間で録り終え、
後はミキサーさんの方で調整といった具合で、かなりスムーズでした。

ブースから出た後の空気も、かなり良かった方だと思います。

はじめは、つまらなさそうにしていたクライアントさんも
私がブースから出ると立ち上がって、「ありがとうございました」と仰って下さったので、
あ~大丈夫だったんだなと感じることができました。

また帰り際に制作会社のディレクターからも深くお辞儀をされました。

クライアントから見れば、制作会社が紹介してくるナレーターです。
今後もこの制作会社に仕事を任せて良いのかどうか、
ナレーターの印象によって左右してしまうと思います。

ディレクターの深いお辞儀は、きっと安心いただけたのだと感じました。

しかし、私自身、個人レッスンを受けた後で気づいたのですが、
自分の呼吸を下から持ってくるクセがあり、

またそれを得意としていたので、今回もその、
下から持ってきていた部分が多かったかもしれないなと反省しています。

まだまだ技術が足りていない部分が多いので、そこは日々稽古するしかないですね。