子供向け海外アニメに出演!改めて先輩方の力を感じました!!

難しい。

最近こればっか言ってますね。

今日は自分には大変珍しい、

『子供向けの』海外アニメです!!

怖い!!

なぜ怖いのかと言うと、
子供向けのアニメのキャラクターは感情や考えが飛び過ぎて理解し辛いのです。

もともとアニメを観て声優を目指したのですが、
海外ドラマ・ナレーションなどアニメ以外の声優の仕事、
お芝居の勉強をするうち、ある気持ちが湧いてきました。

子供向けのアニメは難しい!!

某国民的子供向けのアニメを観ている時、
大先輩声優の演技を聴き
表現の幅の大きさ・感情の豊かさなどにワクワクしました。

それと同時に、登場キャラクターの
行動が!!︎考え方が!!︎言動が!!
あちこちに飛んでいく!!

なんでそうなる!?

自分が子供の頃観ていたアニメを改めて見直した時にも
同じことを感じました。

ストーリーが行き当たりばったりで繋がらない!!
それを声優の豊かな芝居で面白おかしくしている。

驚きました。

そして、それを魅力的に演じる先輩方を改めて尊敬しました。

自分にこんなことができるのか?

怖くなりました。

役の考え方・感情を理解できないのに
こんな風に魅力的に演じられるのか?

その子供向けアニメに今日出ます。

役はお菓子屋さんの店員です。
幸い、と言って良いかはわかりませんが
聞かれたことに答えるシーンなので特に変わった流れはありません。

レギュラーの方々はとても魅力的に演じていました。
店員として自分がやったことは、
レギュラーの方々がつなげている暖かい雰囲気が壊れないように盛り上げ
会話をつなげていくことでした。

店員という立場で聞かれた事に答えるシーン。
内容も道を聞かれて答えるだけです。
普通のドラマならさらりと演じて邪魔しないようにすると思います。

しかし今回は子供向けアニメ。

ディレクターからも、
「良い人しかいません」
と言われました。

とにかく暖かく、優しく、明るく、楽しく答えました。

特に音です。
やや高めで明るい音で。
一言一言丁寧にはっきりと。

緊張しました。
普通のドラマなら、いきなり町の一般市民がこんなに好意的に喋ると
ちょっと違和感あるかもしれません。

しかしこのアニメにはこれくらいで良かったのだと思います。
自分のセリフの後も暖かい雰囲気が続いていきました。

改めて自分が観てきたアニメを支えてきた先輩方の力を
感じることができました。