今日の現場は朝から二本、夕方から一本の三本。
その三本目。
シーズン4になるレギュラーです。
ここでも姿勢を意識しつつ、
安定した低音を使っていきます。
ここでの自分の役は屈強な海兵隊員。
タフさ、力強さを出したい。
今までいろいろな立ち方、音のポジション、台本の持ち方を試してきました。
効果も出ていましたが、体にかかる負担が増え
やり続けられない事もたくさんありました。
理由は単純。
教わった事がうまくできていない。
特に力みが問題でした。
音を支える下半身が安定せず、変なところを固めて音を出していたのです。
今までは、スタンスを広く斜めに取り、踏ん張っていました。
踏ん張っているので力んでいます。
そうでなければ、安定感が感じられなかったからです。
スタンスを広く斜めに取っても、力んでいなければ良いと思うのですが
芝居をしていて勢いに乗ろうとすると、そのバランスが崩れ、力んでいました。
今回は、スタンスをふつうに立つくらいに取り
踏ん張らず軽く膝を曲げ
個人レッスンで教わった○○○と○○○をつなげる事を試しました。
これ自体はまだまだ稽古不足でできませんが、まず力みが減りました。
そして、上半身である事を行い、息を大きく吸い、
しっかりと掴めるようにしました。
手応えありです。
今まで、力みで低く押さえつけていた音を、
体に響かせ以前より遥かに楽に出す事ができました。
この方向は良いと感じました。
特に今日は、叫んだり、ささやいたりと、いろいろな感情のシーンがあり
そのどれもに効果的にも使う事ができました。
何より嬉しかったのは、叫んだその衝撃が全身に伝わった事です。
これは、自分にとって、とても大きな事でした。
今までもうまくいく事はありましたが、次に再現できずにいたからです。
今回は、立ち方、構え方など、以前よりはっきりと意識して
意図的に具体的に変えました。
朝からやっている事を夕方の現場でも効果的に使えた。
嬉しかった!!
超具体的に!!
上手くいった!!
有難うございます!!
と思ったら あれ?
ちょっと肩が痛いぞ!?
やってる時は感じなかったのに…
まあまだ身に付いたわけじゃないですからね。
まあまあしょうがないですね。
これからですよ、これから…
この作品は、年内あと一回、しかも最終回です。
次も具体的に挑戦します!