レギュラーが一本終わりました。
面白かったけど大変だった、でも面白かった。
ヒーローをやってました。
子供の頃憧れて、声優になる切っ掛けになったのもヒーロー物でした。
そのヒーローをやれて嬉しかった。
大変だったことは、まずテンポが速い。
そしてセリフが多い!
嬉しい!!
が!
ハイスピードで間断なくテンポよくセリフを繋げていく。
この作品はシーズン2で、ヒーローチームの新メンバーとしてレギュラー参加しました。
入った時からシーズン1から創られてきた空気がありました。
これにチームの一員として馴染んでいかなければいけませんでした。
難しかった。
まずキャラの立ち位置。
自分は歴史学者でやや間抜けだがそれなりに正義感がある。
学者という立ち位置、先に博士が二人いる。
専門は違うがなんか被ってないか?
やや間抜け。
先に超天然ボケがいる。
んん?
それなりに正義感…ヒーローは基本敵に正義感強いよ…
マズイ。
そして他のキャラのように悲劇や宿命は
ない!!
幸せな人生だね!
自分の迷いが現れるかのように、劇中のキャラも口調、動きがブレている。
あれ?向こうの役者も必死に立ち位置模索してる?
説明台詞でクルクル回ってみたり、指鳴らしてみたり色々やってる。
全部後半やらなくなりました。
お互い頑張ってるね…
役に共感したことはあるけど、演じる役者に共感したのは初めてでした。
そんな状態でやってきた役ですが、楽しかった!
たぶん向こうの役者も四苦八苦しながらも楽しんでいたと思います。
最終的に三枚目のお笑い要素が強い、とても自分好みの立ち位置になりました。
苦労した役は愛着も一入です。
こんな役をもっともっと沢山演じて、見ている人が楽しんでくれたらいいなぁ。
オンエアが楽しみでもあり、怖くもあります。
終