諦めず、目の前にあるできることをやって

某事務所の体験レッスンに行ってまいりました。
以前、事務所に所属した時期もありましたが、なかなか仕事に恵まれず、現場に出たくても出られない日々が続いていました。
もちろん、目の前の現象 は自分で作り出しているので自分の責任です。
しかし、APHで教わる「本質に繋がる稽古」や「技術」を試す現場がないというのは本当に悔しいことです。
「仕事がしたい!」そんな想いを抱きながら、今目の前にある事に集中しました。

まず、事務所に入り、「楽」にそこにいられる、APHで学んだ「TR」をインしました。
これは、もう考えなくても、身についていますね(笑)
早速、洋画の吹き替えの台本を頂き、初見で「はい、やって~」と言われまして(笑)
「きた~~~~~!」とワクワクする私。
久しぶりのマイク前にさらにワクワクしながら「姿勢」をインしました。
この「姿勢」は(詳細は省きますが)APHでし か学べない大事な要素です。
「お産のシーン」を演じるのですが、下半身の○○を意識し、上半身の○○を意識し、身体でセリフを回していきました。
まさにボディーボイスです!!
役を練りこむ時間はこれっぽっちもありません。
映像を一度見て、役、物語、シーンの意図、雰囲気、呼吸、まあ全部ですね(笑)全てを捉えます。
そこで、ポイントとなるのが、APH講義で学んだ「中心」です。
オーディションでも現場でも「ここ」が大きなポイントです。
今、自分はここに何をしにきてるのか、
それはまさに自分の魅力という欠片を置いてくることです。
どうしたら、それができるのか・・・
APHでは具体的な方法が有 ります。
ここがわかっているだけで、全く意識が違います。
ここは秘密だらけなので、詳しくは触れませんが、本当に一生ものです。

私はこの瞬間、溜まっているエネルギーをどーんとその役者の情動に焦点を絞って、爆発させました。
結果、講師の方から沢山人数がいる中で私だけに「うん、及第点には達してるね」というお言葉を頂きました。
やはり、「APH」の技術は、現場で使うためにあるのです。
「あ~~~楽しい!!現場に出たい!!」強く強く思いました。

レッスン直後、その様子を隣で見ていらっしゃったマネージャーと社長からお声をかけていただき、
「うちに来てほしい」と言われまし た。
それは、「いきなり所属は厳しいけれど、どんどん現場に出すから結果を出してね」という意図でした。
私も、そこの事務所の方針を聞き、素直に「いいな」と感じたので、まずはそこに行ってみる事に決めました。
まだまだこれからですが、ようやくスタートできる環境を持つことができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
APHで学ぶ「技術」を適用し、どんどん現場で爆発させていきたいと思います!!