外画吹替のお仕事!アメリカ映画の芝居

今週も外画レギュラーです。

このフレーズが毎回続いてるので、
「アニメです」「ゲームです」「CMナレーションです」
と言いたいところです。

ここ最近、日曜セッションで新たに入った領域を現場で試していました。
それをオンエアで見ていろいろ調整していたのですが一旦元に戻す事にしました。

自分はこの領域は全くできていません。
本当にカスリもしない。
そこに入ろうと遥か手前で頑張ってる段階です。

レギュラーの初回は奇跡的に自分で聞いてハッキリ分かる変化がありましたが、
それ以降はただ平坦になったり、全く変わったように聞こえないだけでした。

それはそうです。
できないのですから。

なので領域に入る部分的な所を入れつつ、
基本的には元の演じ方に戻したのです。

今の自分は現場ではこのやり方が良いようです。
海外、特にアメリカ映画の吹き替えでは日本語のよりやや大きな表現をしています。
それはアメリカの俳優はとても表情や身振り手振りが大きく動き、
主張が強い人が多いからです。

このレギュラー作品は内容も派手なものなので、
さらに大きな、悪く言えばわざとらしい表現が多い。

特にディレクターに何かを言われるわけではありません。
しかしできない領域を無理に入れようとして平坦になってしまい、
合わないと強く感じるようになりました。

レベルが上がれば違うのでしょうが、今の自分では難しい。

しかし部分的にでも新しい事をやった事で、
自分のパターンかはちょっとずつ変化するようになりました。
今はまず、この小さな変化を安定して起こして行こうと思います。