王道ファンタジーです!!
海外のものですが王道ファンタジーのCGアニメに行ってきました!!
子供の頃からアニメ・ゲームで親しんだ剣と魔法の世界。
原作が海外の童話だそうで基本子供向けで複雑な人間模様はありません。
悪党の悪巧みもいたってシンプル
難しいストーリーは何一つありません。
だがそれが良い!!
自分の役は村人や主人公を襲う暗殺者など。
最近思い至った足場を守る、という事をやるにはうってつけの現場でした。
脇役は世界観を作る重要な役です。
どうしてもメインキャラに目を奪われますが、
物語の輪郭を作るのは脇役なのだと思います。
その脇役の喋り方・雰囲気が、その世界の空気を作り出し
その土地の広さ・土の匂い・国の規模などといった世界観を
視聴者に感じさせるのです。
とある有名アニメがリメイクされた時、
メインキャラ以外の脇役が全て変わり
世界観が全く違うものになってしまったのを実際見たことがあります。
だから足場を守るという意味では脇役が大変重要だと思うのです。
例えば暗殺者はより暗殺者らしく。
とくに童話ベースの子供向けなのでわかりやすいというのは大切なことです。
町人と村人ではそれぞれ生活する範囲や文化が違うので、
村人はやはり田舎っぽく素朴でおおらかに。
町人はやや都会的に少しかしこまってみたり。
正直、脇役でもやれる事がこんなにあったんだなと改めて感じました。
特に今回はメインキャラを演じる役者がみんな若い。
何とかセリフを喋っている感じでした。
その人達が自由に、思い切って演じられるよう
しっかりとした足場になる事を心がけました。
手応えはあったと思います。
ここまで足場を守る事を意識した事は、
情けない事にありませんでした。
そういう意味でとても勉強になった現場でした。