123章 3.心を込める達人

3-心を込める達人

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先日仕事の用件で、
ある超大物声優さんとお話しをしていました。

この超大物声優さんは、
日本人で知らない人は誰もいない有名な方ですが、
この方は、人とコミュニケーションを取る時に、
必ず直筆のお手紙を下さるのです。

実際ほんの2ヶ月間程の間に、
何通もの手紙のやり取りがありました。

しかし、この大物声優さんの手紙というのが
・・・・本当にこちらが打ちのめされてしまうくらい立派なのです。

1回1回の手紙は相手への思いやりにあふれ、
さらには正直な今の自分の悩みや、葛藤まで記されています。

・・・・正直、私からすれば大先輩の方なのですが、
私は、人から手紙を頂いて、こんなに感動した事はありません。

超一流の方というのは・・・やはり1通の手紙ですら深く相手の心へ
響かせてくれるのだなぁと、心から脱帽したのです。

そして、自分が恥ずかしくなりました。

達筆の先輩に対し、いつもパソコンばかりでろくな字も書けず、
心を込めて返事しなければと書き始めたらウンウン唸りだして
何時間も返事を書くのに格闘してしまう始末です。

あ~、なんと心を伝えるという事は・・・・難しいのだろう。

心を込める事には何通りの種類があり、
どれだけ修練を積めば出来るようになるのだろう?

達人の心に触れて、何度も何度も感動し、
本当に気を引き締めなければいけないなと
震えるように思いました。

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相手の深い部分に響くように伝える…
それが出来るようになるために、しっかり修練していきたいですね!!