125章 4.役者的発想の基礎 その1

4-役者的発想の基礎 その1

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役者と言う職業を長く続けていると、
つくづく「芸事の呼吸」に気付けるかどうかだなぁ~
と思うんですね。

例えば、役者達の悩みを年中聞かせて貰っていますが、
彼らは大きく

「芸事の呼吸に気付いている人」

と、

「まだ、芸事の呼吸に気が付いていない人」

の2者に大きく分かれるんですね。

そして、気付いていない人は

「あの役者は、どうやったら変わってくれるんだろう?」

って言うんですよ。

それで、芸事の呼吸に気が付いている人は

「あの役者に上手くはまる為には、どうやって変われば良いのだろう?」

って悩んでいるんですね。

つまり、同じ悩むにしてもベクトルが真逆だと言う事なのです。

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悩む時、ベクトルがどちらに向いているか・・・?!
そこを見直すことで、色々発見がありそうです!!