外画レギュラー2回目、日曜セッションを活かして

前回悔しい思いをした外画の二回目です。

今回もゴリゴリに緊張、しています。

自分の役は劇中で動き出し内容も面白くなってきました。

脇役ですが面白い役です。

基本的にいやらしく相手を追い詰め自分の思い通りにしようと画策する
このいやらしさをどう出すか?
前回とはちがうというところを出したい!
APH日曜セッションでやっている「エッジ」を作ろうと必死でした。

まずとにかく相手のセリフを聞きました。
どんなトーンでどんな節回しでどんな意図で喋っているか?
全神経を傾けて聞きました。

そのセリフに役 として喰らいつき、切り返す。
ものすごくエネルギーを消費しました。
結構喋るんですよこの役。
ネチネチと。

自分は今までよく振られたのが
被害者、容疑者などの立場の弱い役でした。
しかし今回の役は加害者側の役です。

相手の弱みを握り自分の悪事に加担させようとします。

よく先輩方が「悪役は面白い」と言っているのを聞きました。
自分も家での稽古中は非常に楽しくやってました。

しかし現場では思い通りにはいきません。
相手の意外な攻めにタジタジです。

今回は劇団所属の先輩Kさんに力で押し切られました。

劇中で自分の役と協力者が、権力者の老女にすごい剣幕で文句を言われ絶句するシーンでした。
この老女をKさんが演じたのです が、これが凄い。
声を当てている海外の役者さんもかなりパワフルでしたが
Kさんはさらに上乗せしてきました。
途中何回か自分がセリフを挟むのですが最後には本当に絶句させられました。

Kさんのパワーで映像と同じ状態にされてしまいました。
悔しい。
しかし面白かった。

この現場は珍しく新人から重鎮まで幅広い役者が来ています。
最近は予算の都合上ジュニアだけという現場が多くなっています。
そんな中、各上の方々やり合えるのは悔しいけど面白い!

またこう思いました。
次こそは。