地上波バラエティ番組の再現ドラマのお仕事!小さな仕事こそ大切に。

地上波バラエティ番組の再現ドラマのお仕事に行ってきました!

今回は、番組視聴者が体験した
ある特別な状況の再現です。

私は、スーパーの店員役でした。

撮影前日に台本を受け取った時、
「あっ!」と思いました。

台本の中に
私の役のセリフがまったくなかったからです。

一か所、台本に私の役のことが書かれていましたが
それでも、その場にいることしか書かれていませんでした。

ある程度セリフのある役だろう!
と私は勝手に思い込んでいたので、少し残念でした。

また、今回どんな演技をするのか、まったくわからず、
現場に行く前、いつも以上に緊張しました。

そんな時、APHで教えていただいた
ある言葉を思い出しました。

「小さい仕事ほど、大切に。」

私は、セリフがなくて残念に思う気持ちを捨てて、
今回の仕事をとにかく丁寧にやろう、と思いました!

スーパーの店員はどう動くのか、
どんな演技が求められるのだろうか
しっかりとシミュレーションをしました。

また、仮にセリフがゼロだとしても、よい機会だと思って
しっかり現場の動きを観察し、今後に生かそう、と前向きに考えました。

そして、現場に入り、撮影が始まりました。

私の出番になりました。

主役と他の役者さんがしゃべっているところで
私は、遠くに映るのかな…と思っていたら、
ディレクターから、主役の方と楽しそうに日常会話をしてください、とのこと。

私は、丁寧にそのお芝居をしました。

無事、そのシーンの撮影は終わりました。

しばらく出番がないなと思っていたのですが、
すぐに呼ばれました。

ディレクターから、その場で指示をいただきましたが、
台本には、まったく書かれていないセリフと動きでした。

そして、最後のシーン。
台本では、私はそこに「いる」だけでしたが、
セリフもその場で指示いただき、結構しっかりと演技をすることができました!

再現では、現場でどんどん指示が出されていく、
台本は、あくまで土台なのだな、と改めて感じました。

また、台本にとらわれすぎないようにし、
明らかにセリフが足りないところは、
自分からどんどん補わないといけないことも、改めて学びました。

OAを観ると、私の出演した部分が、
かなりしっかりと映っていました。

台本をいただいたときは、
どうなってしまうのだろう…と思いましたが、
丁寧に仕事に取り組んだことで
現場でセリフがどんどん増えていきました。

「小さい仕事ほど、大切に。」という精神をもとに、
おかげさまで、よい仕事をすることができました!

今回学んだこと、そして、日々の稽古を大切にしつつ、
引き続き、現場に出ていきたいと思います!