今年最初のお仕事は、某大手旅行会社の営業用ナレーションでした。
この時代、当たり前のように孫請けで仕事が入るようになっています。
今回も収録に立ち会うクライアントさんは直接の依頼者ではありませんが、
数人の方がいらっしゃっていました。
しかし、私のやることは変わりません。
目の前にいる人が望むものに近づけて、喜んで頂けるように仕上げていきます。
今回のナレーションは映像に合わせてナレーションをはめていくのですが、
かなりテンポが速く、焦る気持ちを抑えるのが大変でした。
個人レッスンでも最初の出だしから響かせていくコツを教えて頂いたので、
とにかく、掴みはOkになるようにポジションを丁寧において、
あとはラインに任せるように語っていきました。
途中から私の良く響くポジションに当たり、磨けば光る音があるのですが、
それを語頭からやろうとすると、かなり難しく、
一朝一夕ではできないこともレッスンで身に沁みていました。
しかし、できないながらも少ない稽古時間で響くポジションで
しゃべろうとしたことにより、本番では音が明るいラインで響いていきました。
ただ、まだまだ足りないところだらけです。
語頭から私の響くラインに持っていくこと。
そしてテンポが速くても、セリフは早く聞こえないこと。
沢山の貴重な技術を教わっている最中ですので、
しっかり直面して、稽古し、段階を上げていきたいと思います。