今年もやって参りました。
外画ヒーロー物のレギュラーです‼︎
こちらの作品はシーズン2から参加して4年目のシーズン5。
同じ役を4年も演じられるのはとてもとても有り難い楽しい嬉しい。
はみ出し者の集まりがヒーロー活動をしている内容なので毎年とても盛り上がります。
シーズン5初回も思いもよらない始まりでした。
自分の役はお笑い担当。
もともとなんの力もない学者だったのがラッキーな事に特殊能力を身に付けました。
この役はヒーローになってはしゃいでいる子供だと考えています。
喜怒哀楽が誰より激しくヒーローになる時は誰よりノリノリでカッコつける。
キャラもストーリーもかなりぶっ飛んでいて、
吹き替え版もアドリブもあったりと自由に演じてきました。
吹き替えでは元の映像に台詞や息がなくても、
口が動いていたりジェスチャーがあったりすると
そこにセリフなどを足すことがあります。
効果的に入れればキャラが面白くなりますが、
邪魔になる事も当然ある。
自分はこの役に関してはかなりアドリブを入れてきました。
その度にディレクターからアリ・ナシの判断をしてもらいながら調整してきました。
今日も
シーンの中に二箇所
音はないのですが口をモゴモゴと動かす所がありました。
悪人を説得しようとして逆に丸め込まれるというシーンのリアクションで、
この役ならこう言う‼︎とハッキリセリフを当てました。
スタジオの笑いは取った。
さてディレクターはどう判断するか…
「ここで入れてくるとは…別録りにするから好きにやって下さい」
と半笑いで言われた。
え⁉︎別⁉︎邪魔になった⁉︎
いやでも止めろとは言われなかった。
本番も思い切ってやりました。
今回のアドリブは良かったのか…
収録はしても使われない事もあるからなぁ…
どうだったんだ…
ステップランクが付いてから、
原音に合わせてしっかりやらなければという思いが強くなりました。
それももちろん大切なのですが、
役者として自分が良いと思った物はテストでやってみる
これがほとんどなくなっていました。
しっかりやらなければと縮こまってしまったように思います。
この作品のように自由度が高いものは今の自分にはとても有難いと感じました。
この先、生き残っていくため
今までより深くキャラクターをつかめるようになりうまく主張していきたいと思います。