ベテランの身体の動きは…?外画ナレーションのお仕事!

今日も外画レギュラーです。

今回の自分のセリフは冒頭のナレーション

のみ

この作品は4年目ですがここまで喋らなかったのは初めてです。
自分の役が殺された⁉︎
と、見せかけて身を隠している状況なのです。

この短いナレーションで、
姿勢をしっかり入れてやってみました。

基本的に右半身を使って喋っているようです。
以前からわかっていた事でしたが、
個人レッスンで深く教わっていくにつれて
よりそれがハッキリと感じられるようになりました。

軸足が左右どちらでも複雑に動くのは右で、
左は単純に伸ばしたり固定したりするだけのように感じます。
個人レッスンで教わった立ち方をやっていると、
右腰の辺りが筋肉痛になります。
腰も含めてけっこう捻ったりしているようです。

しかし立ち方を変えた事で前より安定性は増したと思います。
以前ならここで筋肉を固めて固定して、
下半身が動かない方向にしがちでしたが、
筋肉の力みを抜く方向でやっているとけっこう動きがあります。

喋りながら動きうまくバランスが取れる時がある。
たまになんか良い感じになる。
今は意識的にできないのがもどかしい。

ベテランの方々はほとんど動かない人が多い。
これは動いていないのではなく、
最小限の動きで最大の効果を出しているので、
外から見てもそれがわからないのだろうと思います。
これはセッションでよく代表が見せてくれています。

これがどれだけ難しいかまた少し実感が出てきました。
自分で動きを小さくしようとすると単純にかたまる。
どうしても筋肉で外から押さえつけてしまう癖が付いている。

これが今の自分の大きな課題です。

動こうとする力と、それを押さえつける力み。
これがぶつかって捻れるのかなぁ?と思います。
力んでも良い事はないんだと改めて感じます。

今回は冒頭以外はガヤでしか出番がないので、
共演者の姿勢を観ていました。
やはり舞台を基本にしているひとは、
立ち姿がとても安定している。

外から見ても肩の力が抜け重心が低いのがわかりました。
立ち方自体は個人でバラバラなのですが、
そこだけは共通していました。

収録のほとんどが座って聞いているだけでしたが、
これはこれで充実した時間でした。