レギュラーの新シーズンが始まりました。
今回で4シーズン目。 自分の関わる作品が続いてくれるのはいろんな意味で嬉しいです。
セッションでは中級編に入り、 今までとは全く違う段階になりました。 現場に直結する超具体的な内容ですが、 難易度が格段に上がりました。 しかしそれができれば仕事の質・量が上がる事もはっきりとわかります。
自分の課題はずっと姿勢でしたが、 それに加えて新たに教わった事を何とかやってみました。
挑戦するポイントは、 頭と終わりのナレーション部分。 以前も一度試してみて悪くない手応えでした。 それをもっとハッキリと試してみました。
手が震えました。
なぜか自分を丸裸のままさらけ出すような怖さを感じました。 現場で手が震えるまで緊張したのは久しぶりでした。
今までの3シーズン、ずっとナレーションを担当してきました。 さすがにスタイルが出来てきて崩れる事はありませんでした。 それが強烈に揺らぎました。
冒頭のナレーションを何とか終わらせ、 最後のナレーションではさらに緊張が高まりました。 足に力みが入り接地感がなくなりかけました。
ナレーションが始まるまでに何とか力を抜き、 足が地面に着く感覚を取り戻しました。 そこから肩の力を抜きかなり良い感覚で入れました。 しかし手は震えっぱなしでした。
まさかここまで緊張するとは。
さらに家に帰ってホッと一息ついて座ろうとすると、 良くなっていたはずの腰が激しく痛み、 思わず膝をつきました。
こんな事になるとは思ってもいませんでした。 まだまだいろんな力みが抜けないのを痛感した現場でした。