今日はアニメのオーディションでした。
オーディション久しぶりです。
しかもアニメ。
そして子供向けアニメ。
結果はまだ先ですがとても役について困りました。
子供向けアニメだからです。
この仕事を始めてAPHに通うようになって、
子供向けアニメを改めて見た時に驚きました。
物語として内容が全くない。
キャラクターの感情が唐突に変わり繋がらない。
子供の頃は全く感じませんでした。
ある国民的子供向けアニメを見ながら、
これを演じている人達は凄いと改めて思いました。
よく見ればこの番組に出ている人は、
ほぼ超ベテランか売れている人しかいない。
実力を求められているのだと思います。
声のトーン、喋り方、感情の起伏とどれも、
自分がよく行く外画とは違います。
自分も家での準備でやってみました。
違和感がある。
とても不自然で気持ち悪い。
自分で自分の喋り方が気持ち悪い。
テレビで見てる子供向けアニメでは全く気持ち悪いとは
思わなかったのですが。
これが実力の差か。
慣れもあるかもしれません。
やってみて思ったのが、
これは感情のトーンが低いとできないと思いました。
基本的に明るく楽しいトーンで。
怒ったり泣いたりしていてもどこか楽しい。
そんな感じがしました。
オーディションのセリフは断片的なものが数行しかないので、
とにかくこの感じで行くことにしました。
オーディションはスタジオでやりましたが、
事務所スタッフがついて収録した音源を送るという方法でした。
なので身内ばかりで安心できる場ではあるのですが…
緊張しました。
オーディション収録する人数が多かったので
アレコレできる時間はありませんでした。
2~3テイクで終わりです。
その中で普段の仕事で全くと言って良いほど使わない
感情のトーンを維持するのが難しかったのです。
これを使えるようにして、アニメに出たいと思いました。