ヒーロー物・海外ドラマレギュラー、新シーズン開始!

大変だった。
けど楽しかった!!

今日はヒーロー物の海外ドラマレギュラーです。
シーズン2から参加して、今年からシーズン3が始まりました。

シーズン2はずっといっぱいいっぱいでした。
シーズン3も割といっぱいいっぱいです。

この作品、セリフの文字数が尺に対して多い。
さらにセリフとセリフの間がない。
リズムに乗っていかないとあっという間に押していきます。

自分の役は三枚目の歴史学者です。

シーズン2からどんどんコメディ色が強くなり、
ヒーローらしさがなくなってきてます。

反面、遊べる幅がどんどん広がり
どう面白くするか?とやりがいも広がりました。

尺に合わせて均等に言葉を並べるだけでは面白くない。
自分が憧れた人達はもっと自由に尺を使っていた。
時には表情に合っていないような芝居でも
見ていてそれに気付かないくらい面白かった。

とにかく、口パクがなくても背中を向けたりする瞬間など
使えそうなところを全て使うつもりでセリフを当てました。

固定概念を外して、可能な限り広く自由に。
リズムに変化を入れるとセリフが滑りやすくなる。
勢いに流されないよう●●を入れて足場にしました。
実際に現場で使うとその有り難みがわかってきます。

さて今回の芝居は面白くなったのか?
収録中はギリギリで周りの反応を感じる余裕がなかった。

帰りにミキサールームに挨拶に行った時、
スタッフさん達が笑い出し
「今回も笑わせてもらいました」
と楽しそうに言ってくれました。

良かった。
楽しんでもらえた。

見ている人に楽しんでもらえたという事は、
今回の芝居は悪くなかったのだと思います。

しかし疲れた。
これをもっと余裕をもってできるようになりたい。
でもギリギリを狙うという事は、
新しく余裕ができたところも使うから結局疲れるのかもしれません。

とにかくもう一段階
レベルを上げたいところです。