外画の現場での決意。今度は自分があの場所に!!

悔しい。

先日、外画長尺のオーディションがあり
お ち ま し た

そして今日は、そのオーディションで落ちた作品に脇役で参加しました。

オーディションに落ちて、受かった人の名前を聞いた時
「しょうがないか」
と思った自分がいました。

相手はアニメで売れている有名人です。

相手が悪かった。

そう思いました。

しかし時間が経つにつれ、じわじわと悔しさが込み上げてきました。
全くしょうがなくなんかない。
自分が上に行く、主役をやるためには、
こういった格上の相手を押しのけて行かなければならない。

今までは人の少ない所を狙ってきました。
それはちゃんと成果を上げる事ができ、今の仕事につながってきました。

しかし、主役は
どんな入り口からでも一線級の人達と競い合う事は避けられません。

それなのに
「しょうがない」
と諦めていたらいつになってもできない。

現場でその人が主役を演じる姿を見ながら悔しさを噛み締めました。

まずはっきりとある差は
エネルギーです。

セリフに吹き出すようなエネルギーがある。
それは声の大きさではなく、衝動的なものに感じます。

自分もないわけではない。
しかし弱い。

しかも全部の役にそれが入るかというとそうではない。
主役にはこのエネルギーが、第一に必要ではないかと思います。

相手役は自分も子供の頃から聞いていたベテランの方です。
子供の頃大好きだったロボットアニメのロボットの声をやっていた方です。

羨ましかった。

自分が主役として、あの人とセリフを交わしたかった。

という悔しさを警察無線にぶち込んできました。
正直楽しかったのですが、同時にイライラしていたかもしれません。
出さないようにはしていましたがやはりずっと悔しかった。

今度は自分があの場所で。

そう思いました。