映画ナレーション、具体的なチャレンジで良い変化が!

少し座り方が良くなったように感じました。

今日は映画のナレーション。
以前、仕事をもらった制作会社でこれで3度目かな?
有難うございます。

以前にも使ったスタジオで感じは分かっていました。

そう

普通のオフィス椅子
座るとビヨンビヨン跳ねクルクル回る椅子です。

以前、これで四苦八苦してから
椅子に座るときある事をしていました。

イスの高さを最下限まで下げ、絶対に跳ねないようにする事です。

そうすると跳ねがなくなり安定します。
机とイスの高さのバランスがちょっと合わないのですが、
手の位置で何とか調整。
安定感が増してきました!!

そしてクルクル回る対策には□□です。
先週教わったばかりの△△△△。
これがハマりました。

力んで踏ん張るのではなく、柔らかくしなる竹のような感じで支える。
後は体がちゃんと正面を向いていれば回る事はありません。

これによってかなり安定して喋れるようになりました。

しかし、どうも立って喋っている時と違う。
立っている方が低音を支える感覚がしっかりしている。

収録の途中、文章の変更・確認のため少し間が空いたので
カフを下げ立ったり座ったりして試してみました。
すると、どうも姿勢を良くしようとして
不自然に背筋を伸ばしていたようでした。

もともと自分は猫背なのですが、それにしても無理やり真っ直ぐに
しようとして下腹部が力みっぱなしになり
そこから上しか使えていなかったようです。

もう一つ、音を入れようとして無意識にマイクに頭が寄ってしまっていました。

背筋を真っ直ぐにしようとして、マイクに向かって傾く。

ん? おかしい。
矛盾している。

肘の置き方もどうも影響していたようで、
これらをさらに調整して収録が再開されました。

かなり変化しました。

低音の支えがが楽にできて、さらに喋りやすくなりました。
全体が安定してくると、単語の一つ一つを丁寧に、
滑らずに喋りやすくなりました。
ここに○○を入れていきます。

ここで、
「●●●●がちょっと強いですね」
と言われてしまいました。

力点が起きやすくなり楽しくなり調子に乗っていたようです。
○○が荒すぎる…

「もっとサラッと読んでほしい」
といわれたので○○の入れ方を柔らかくしようと心がけました。

すると
「それです!!︎」
と良い反応が返ってきました。

しかし
柔らかく入ろうとすると、滑りやすくなる。
自分は強めにしないと○○がカスリもしなかったりします。
難しい!!

ここで改めて感じたのが、
自分がやっている事が具体的になると、
相手の要求が理解しやすくなるという事です。

何となくやっていると、変化も何となくになっていたと思います。

今まで本当に感覚でやっていた事を今、
技術的に具体的にしようとしています。
これから更に、更に具体的に。

本当に楽しい現場でした。