今回は、●●のグルメ6の撮影に参加しました。
場所は高田馬場の●●会館を借りての撮影です。
自分の役は黒帯の空手家で●●会館の受付スタッフとして「あ、O川師範なら、今あそこで稽古つけてますよ。」
と言う、一言ですが久しぶりにセリフのある、
ちゃんと台本に書いてあるセリフをプロの役者さんに向かって言える役をいただきまし た。
21日に決定メールが来るまでセリフがあるとは聞いていなかったのでメールに添付された台本に驚いて、後からじわじわと嬉しさがこみ上げてきたので台本見ながらニヤニヤしてしまいました。
その前の日は一日●●●●の仕事が入ってましたが、空き時間はセリフの事ばかり考えてました。どうしたら自然に●●さんにセリフを渡せるか?どう言うのが良いのかを少し離れた場所でブツブツと。
当日は12時からだったので11時には高田馬場に行って●●会館の場所を確認した後に、●●さんのいく「東京●●●パン」の場所も確認しに行っちゃいました。
「東京●●●パン」のシーンに自分の出番は無かったのですがこの店の前を通って●●会館に来るんだなと思って。
11時半になったので●●会館に向かいました。
スタッフの方に挨拶をして衣装の道着を受け取り更衣室で着替えて、改めて深呼吸と軽く声を出して準備も終わり現場に入りました。
稽古風景の段取りを確認したあたりで●●●さんが現場入りされ、実際にお会いすると本当に背が高い。
想定より全然高く感じました。
このタッパの違いで見上げた時、空手家らしく見えるように気を付けないと「ただの小っちゃいおっさん」になってしまうなんて思ったんですが、
テストに入る前にADさんに「あまり空手家って意識しないでいいですよ」と言われ、黒帯まで締めてんのに?と気になったんですが、
でも、あくまで受付スタッフとしてと言うことだと解釈してテストに入りました。
テストはスッと終わり本番に入ろうと言うタイミングで急に師範の名前が帯に書かれている名前と違う。帯の替えもないから名前の方を変えよう。と言われセリフが変わるのはよくあることですけど、役名まで変わるのかと少し驚き、とは言えO川がS木に変わるだけなのでそのまま本番に入りました。
正直もう一度テストしたいと思いましたけど、自分が時間取るのまずいよなとか考えてしまったのが大間違い。
スタッフルームから出て●●さんに気付かずに通り過ぎようとしたところを●●さんに呼び止められて応対するという芝居で、
一瞬この距離で気づかない?と思ったんですが、いやAPHでカメラ越しに見ると結構離れて見えるものだと教わったから全然不自然じゃないと思い返しました。
で、いざセリフとなったときにS木が浮いた。そこからセリフが浮いたまま必死に抑えようとしたけど●●さんと目があった時、ドキッとして語尾が走ってしまった。なのにそれが通ってしまった。
浮いたセリフを残してしまうぐらいなら、師範の名前が変わった時点で30秒でも時間もらって練習すればよかったと反省しました。
この後、遠目にスタッフルーム内での作業風景を撮って自分の出番は終わりました。
役名も変わることがある、セリフを固めてしまってはいなかったか?、変更に対する適応力など想定不足、稽古不足、経験不足を痛感し、次の仕事では作品を汚さない演技をするために今回の問題点をしっかり書き出して反省したいと思います。