慢性的な肩こりです。
特に右肩がゴリゴリです。
代表からの指摘では首から来ているという事でした。。
これ現場に行って帰ってくると大変なことになります。
イダイ。
APHでは身体の使い方からケアの仕方まで
とても多くのことを教わります。
役者、声優はまさしく身体が資本です。
風邪ひいて声が変わったら仕事になりません。
すぐに取って代わられます。
なのでAPHでは食べる物から普段の過ごし方まで様々な事を実践しています。
ケアをしつつ、それと同時に原因を探ってきて
ようやく原因の一部がわかった気がします。
姿勢です。
姿勢、そりゃそうなんですが、
芝居中だけのことではなく
普段の生活、現場の準備の時、そして
寝ている時にも問題がありました。
自分は猫背です。
これは前からわかっていて歩いている時などに
前々から気を付けてきました。
そして家で現場の準備をしている時。
こらがまず問題です。
自分は下を向いて、首がかなり前に出ていました。
家のテレビはごく一般的なテレビ台に乗っています。
和室なので基本座って見ます。
しかし台本とリハブイをチェックする時はそうはいきません。
必ず立ちます。
ここが鬼門でした。
テレビの位置が低い。
目線の高さからかなり下になります。
部屋狭いのでどうやっても見下ろす形になります。
これが不味かった。
回数が少ない時は影響も少なく気付かなかった。
しかし仕事が増えるにつれ、影響も多くなり
蓄積するようになっていました。
そこでふと思いました。
大変お世話になっている先輩の部屋のテレビは
目線の少し下くらい、
目線がまっすぐなら十分見える位置にありました。
今まで全く気付かなかった。
気にしたこともなかった。
しかしAPHでは目線はとても重要で、
セッションでも基本的な高さがあり、
この十年以上ずっと聞いてきて、
自分でも言葉にしてきて、
現場の環境も当然そうなっていました。
家での稽古の時だけ画面を見下ろしていました。
さらに寝る時の姿勢。
自分は座布団を枕にして寝ていました。
もうずっと続けてきています。
最近になってこの寝方が苦痛になりました。
首肩のこりのせいです。
痛い。
強張っている首を枕に押し出される形になって、痛いのです。
今、一番楽な寝方が
タオルを折って首の下に入れて、仰向けに寝る。
ここでふと思い出しました。
そういえばAPHでバレエダンサーの寝方の話をしていた…
姿勢が崩れるのを嫌うと。
こういう事か。
話は覚えているのに意味がわかっていなかった。
立っている時、歩いている時だけが姿勢じゃない。
日常の全てが当てはまるのだと今更気付きました。
仕事の準備をしながら強烈な悪い癖を付けてしまったため、現在修正中です。
しかしこの癖は強烈に張り付いています。
…こんなになるくらい必死に準備したのか、という所だけは、まあ、良かった、の かな?と。
頑張りだけは…。
役者として、普段の生活から整えなければと痛感した
苦い失敗でした。
終